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「Panasonic(パナソニック)」は6月25日(金)、同社が保有する米電気自動車メーカー 「Tesla(テスラ)」の全株式を今年3月末までに売却したことを明らかにした。売却額は約4,000億円だという。「Panasonic」は2010年、「Tesla」株の約2%相当分を約24億円で取得。当時は新興企業だった「Tesla」は、その後数年でアメリカを代表するEV車メーカーに成長し、さらにその株価は2020年以降急騰し続けており、株式分割を考慮すると出資時の100倍以上に価値が高まったようだ。「Panasonic」の広報担当者は今回の売却については事前に「Tesla」側に意向は通知しており、「コーポレートガバナンス・コードに従い、政策保有株式の見直しを行った一環。パートナーシップに影響を与えるものではなく、引き続き良好な関係を継続していく」との声明を発表している。同社は今回の売却で得た資金用途については“非開示”としているものの、今年4月に71億ドル(約7,860億円)で完全子会社化を決めたアメリカの大手サプライチェーン・ソフトウェア専門企業「Blue Yonder(ブルーヨンダー)」の…