酒井宏樹が所属するリーグ・アンの名門、オリンピック・マルセイユは「UEFAヨーロッパリーグ」でヴィトーリア・ギマランエスとアウェイで対戦し、0-1で敗れた。しかし、この一戦では90分間の内容よりも、試合前のある事件が大きな話題となっている。
渦中の人物は、香川真司とマンチェスター・ユナイテッドで共に戦った元フランス代表DFのPatrice Evra(パトリス・エブラ)。同選手はウォーミングアップ中にピッチへと乱入した味方サポーターから罵倒されたことに激昂し、スポンサー看板越しに顔の高さへハイキックをお見舞い。この行為を受けて、Evraは「UEFAヨーロッパリーグ」史上初となる試合前に退場処分を下された。これはプロサッカー選手として決して許される行為ではないが、チームの監督であるRudi Garcia(リュディ・ガルシア)もそれを厳しく咎める一方、侮辱したサポーターに対しても不快感を示している。
チームvsサポーターの構図での一幕だったので、低調なパフォーマンスを批難されたのか、依然根絶しない黒人差別的発言があったのかは定かでないが、フットボールはどのような時でも紳士のスポーツとしてあってほしいものである。
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Source: HYPE BEAST