21歳で筋萎縮性側索硬化症(ALS)と呼ばれる難病を患いながらも、“車椅子の物理学者”として先進的な宇宙論を示したイギリス出身のStephen Hawking(スティーヴン・ホーキング)が、3月13日(現地時間)に自宅で死去した。宇宙の成り立ちを相対論と量子論を融合させることでブラックホールもエネルギーを放射できると予言し世界を驚かせた同氏は、1974年に史上最年少でのロンドン王立協会員、1979年には万有引力で広く知られるIsaac Newton(アイザック・ニュートン)もかつて務めた『University of Cambridge(ケンブリッジ大学)』のルーカス教授職に就任。その後、宇宙の魅力をわかりやすく伝えた著書『ホーキング、宇宙を語る』では、世界で1千万部のベストセラーを記録するなど日本でも大きな話題を呼んだ。宇宙旅行をする夢叶わず76歳にしてこの世を去ったHawking博士の死因は、ALSの合併症とのこと。なお、彼の子供たちは「私たちは父親が今日亡くなったことを深く悲しんでいます。彼は偉大な物理学者であり、素晴らしい人間でした」とコメントを発表している。
His passing has left an intellectual vacuum in his wake. But it’s not empty. Think of it as a kind of vacuum energy permeating the fabric of spacetime that defies measure. Stephen Hawking, RIP 1942-2018. pic.twitter.com/nAanMySqkt
— Neil deGrasse Tyson (@neiltyson) 14 marzo 2018
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Source: HYPE BEAST