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今でこそイングランド・プレミアリーグ屈指の強豪クラブに成長したものの、2011-12シーズンまで長らくリーグ制覇から縁の遠かったマンチェスター・シティ。そんな同クラブに44シーズンぶりのリーグタイトルをもたらすなど、10年間にわたり絶対的なストライカーとして君臨したアルゼンチン代表FW Sergio Aguero(セルヒオ・アグエロ)が、今シーズン限りでクラブを退団することが発表された。現在32歳のAgueroは、2011年夏にスペインのアトレティコ・マドリードから移籍。在籍した10シーズンで公式戦384試合に出場し、奪った257ゴールはクラブ最多記録。また、“プレミアリーグで最も多くの得点を記録した外国人選手”でもあり、常人離れした身体能力から数々のブリリアントゴールを魅せてきたが、やはり彼のキャリアを語る上で2011-12シーズンの最終節で決めた“プレミアリーグ史上最も劇的なゴール”は外せない。ご存知ない方のために説明すると、このシーズンは同じ街のライバル マンチェスター・ユナイテッドと優勝争いを繰り広げており、シティは本拠地『Etihad Stadium(エディハド・スタジアム)…