LACOSTE Portraits of the creator vol.4 ラッパー ZORN
誰もが知るアイコニックなワニのロゴブランド〈ラコステ(LACOSTE)〉。代表的なポロシャツをはじめとしたコレクションは、エレガンスとカジュアルの両要素を兼ね備え、着用シーンやスタイルを選ばない幅広さを持っています。同時に、すべてのアイテムを貫くのは、フランスというお国柄にも共通する、“プレミアムカジュアル”という気品です。そんなコレクションを、今回は各方面で活躍する表現者たちに着用してもらいました。彼らのポートレートとインタビューを通して、ラコステの魅力を浮かび上がらせます。
- Photo_Jumpei Ishikawa
- Text_Yuho Nomura
- Edit_Shinri Kobayashi
- Tweet !function(d,s,id){var js,fjs=d.getElementsByTagName(s)[0],p=/^http:/.test(d.location)?’http’:’https’;if(!d.getElementById(id)){js=d.createElement(s);js.id=id;js.src=p+’://platform.twitter.com/widgets.js’;fjs.parentNode.insertBefore(js,fjs);}}(document, ‘script’, ‘twitter-wjs’);
- https://b.st-hatena.com/js/bookmark_button.js
ZORN
ラッパー。1989年東京都生まれ。15歳の頃にZONE THE DARKNESS名義でフリースタイルバトルを中心に本格的にラッパーとしての活動をスタート。その後、般若率いる「昭和レコード」より、自身の4枚目のアルバムとなる「サードチルドレン」をリリースする際にZORNへと改名、地元である葛飾区や家族について、またその普遍的な日常をテーマにリリカルなメッセージを届けるHIPHOP MCへ。9月に7thアルバムとなる『柴又日記』をリリースし、年内には12月16日大阪・12月27日には東京でのワンマンライブを控える。
フリースタイルバトルからの脱却。
ここ最近、フリースタイルバトルが熱狂的に盛り上がっていますね。ZORNさんは、10年以上のキャリアがありますが、デビュー当初、ZONE THE DARKNESS名義でフリースタイルで活躍されていました。でも、現在はそのシーンからは退いていますよね?
ZORN元々フリースタイルバトルっていうのは自分の名を広めるためのひとつの手段だと考えていました。初めて参加したフリースタイルバトルの大会で優勝することができて、その後もいくつかの大会で結果を残し、20歳くらいの時にもう十分に名が広まってきたと実感できたので、そのシーンから離れようと思ったんです。
満足できたということですか?
ZORN興味がなくなったというよりは、相手とのスキルを競うフリースタイルバトルばかりのイメージに絡めとられてしまうのが不安だったんです。勝ち負けとは違う視点のラップも作品として作りたかった。
流れにあえて乗らないという選択をされているんですね。今も変わらずラップとは別の仕事(建築関係)を持っていることとも、関係があるのでしょうか?
ZORN人それぞれのやり方があると思いますが、僕の場合は好きなことを仕事にするよりも純粋にラップしたいからやるっていう方が合っているんですよね。アーティストとは違う普段の仕事をしながら、生活者目線で生まれた言葉を届ける。それがヒップホップでいうところのリアルな形でもあると思います。
「ラコステのポロシャツは、今年の夏に一枚買いました。家族もいると、Tシャツだけじゃなくて、襟付きのシャツが必要なときもあるんですよね。そういう時に着るのにポロシャツはちょうどいい。袖を通すと少し背筋が伸びる気もしますね」
人生を歌い上げるヒップホップ。
結婚をして家族を持ったことで、より一層日常への想いが強固になった印象も受けました。結婚が作品に与えた影響はありますか?
ZORNそれは、やっぱり人生そのものが変わるので。僕の場合は子供がいる人と結婚したので、夫と父親の両方に一気になりました。そこからは家族優先の生活ですよね。昔はヤンチャしたりもしてたんですけど、今になって地に足を着けて生きていくというのはかっこいいことだと思います。
ZORNさんにとって最も思い入れの強い作品はなんですか?
ZORN自分の普段の仕事や家族、人生についての『My life』ですかね。さきほどのラップで生活費を稼がなくてもOKという考えになる前に、この曲を出すときは、まだ自分が他の仕事をしていることを歌うのに対して、変なプライドなのか、抵抗があったんです。でもいざ出してみたら自分の気持ちにも正直になれて、今まで以上に自然体で居られていることに気がつきました。10年目にしてようやくスタート地点に立てたような、そんな一曲です。
その等身大のリリックには、多くの共感の声があがっていますよね。
ZORNストーリーをちゃんと届けるということは大事にしています。ヒップホップで伝えられるメッセージというのは、普遍的なものであると信じているので。そうした想いが少しづつ浸透していってくれているのか、最近では所帯を持っている人やスーツを着たサラリーマンとかもライブに足を運んでくれていて、広がりを感じられて、素直に嬉しいですね。
最後にZORNさんの思い描く今後の展望を教えていただけますか?
ZORN世代やジャンルを超えた挑戦をしていきたいなと思いますね。せっかく音楽をやっているので、それをもって世代やジャンルを超えた挑戦をしていきたいなと思いますね。その中できちんと僕らしい生活に根付いた歌を届けながら、それでいてカッコいいって思われる音楽、HIPHOPを追求していきたいです。
LACOSTE お客様センター
電話:0120-37-0202
www.lacoste.jp
- Tweet !function(d,s,id){var js,fjs=d.getElementsByTagName(s)[0],p=/^http:/.test(d.location)?’http’:’https’;if(!d.getElementById(id)){js=d.createElement(s);js.id=id;js.src=p+’://platform.twitter.com/widgets.js’;fjs.parentNode.insertBefore(js,fjs);}}(document, ‘script’, ‘twitter-wjs’);
- https://b.st-hatena.com/js/bookmark_button.js
Source: フィナム