HYPE BEAST
突如現役引退を表明した元UFC世界ライト級王者 Khabib Nurmagomedov(ハビブ・ヌルマゴメドフ)が、プローモーターとしての活動を開始した。手始めに母国ロシアの総合格闘技団体「Gorilla Fighting Championship(ゴリラ・ファイティング・チャンピオンシップ)」を100万ドル(約1億円)で買収し、自身の愛称である“Eagle”を冠した「Eagle Fighting Championship」と改名。今後、ロシア国内だけでなく周辺国でも活動することでレベルの底上げを図り、UFCで活躍する選手を育て上げていくという。同時に総合格闘技のオリンピック正式種目採用を目指すことを発表。すでに国際五輪委員会(IOC)のThomas Bach(トーマス・バッハ)会長との会談が準備段階にあり、総合格闘技が盛んなアメリカで開催される2028年ロサンゼルス・オリンピックでの競技化を狙っているとのこと。UFCの絶対王者として君臨したNurmagomedovを再びリングで見ることができないのは残念だが、彼の認知度および影響力を考えるとプロモーターとしての第二の人生も楽しみである…