HYPE BEAST
白熱した試合の続くNBAプレイオフ第1回戦。ロサンゼルス・クリッパーズ対ダラス・マーベリックスは、ゲーム4終了時点で対戦成績2-2のタイとなっている。若き天才 Luka Doncic(ルカ・ドンチッチ)の驚異的な活躍に牽引されるマーベリックスとは対象的に、クリッパーズは2枚看板の片割れ Paul George(ポール・ジョージ)の大不発に足を引っ張られている。優勝請負人のKawhi Leonard(カワイ・レナード)は、シリーズ平均33点、10リバウンド、5アシストとひとり奮闘するも、もう1人のエース(のはず)であるPaul Georgeは絶不調。特に1勝2敗で終えた直近3試合の成績は酷く、平均11.3得点、シュート成功率21%、3ポイント成功率16%に止まり、第4戦は45分出場したにも関わらず、わずか9得点に終わっている。ここでGeorgeに付けられてしまったあだ名が、Pandemic P(パンデミック・P)……。一時はこのワードが『Twitter』でトレンド入りしていたようで、主にクリッパーズファンの怒りの声で溢れている。Georgeの加入によってクリッパーズは優勝候補筆頭に挙げら…