HYPE BEAST
新型コロナウィルス感染症(COVID-19)のパンデミックにより、ファッション業界最大手企業「LVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)」やフランスのラグジュアリーグループ「Kering(ケリング)」が多大な影響を受けたことが以前報じられた。それに続き、「Prada Group(プラダ・グループ)」も収益減少を報告した。店舗閉鎖、旅行者の減少、卸売業からの脱却を含む様々な要因から、純収益が前年同期比40%減の9億3,800万ユーロ(約1,161億8,411万2,843円)を記録したという。〈Church’s(チャーチ)〉や〈miu miu(ミュウミュウ)〉などの名だたるブランドを傘下に持つ「Prada Group」。新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の影響により小売りでの売上は32%減少したものの、eコマースは上昇傾向にあったという。ロックダウンの最中と規制が解除された際には、3桁の売上成長を持続することができ、業績は安定。コスト削減と効率の良いサプライチェーンのマネージメントといった“無駄のない組織構造”を通じて損失を賄うと共に、借地権の再交渉やマーケティング予算の引き締め…