HYPE BEAST
〈Nike(ナイキ)〉は7月4日のアメリカ独立記念日周辺になると毎年のように星条旗をモチーフとしたスニーカーをリリースしてきたが、2019年モデルとなる予定だったAir Max 1の発売をキャンセルしたことが明らかとなった。これは同ブランドの契約アスリートであるColin Kaepernick(コリン・キャパニック)の要請によるもの。Kaepernickが指摘した今シューズの問題点は、ヒールにあしらわれた“ベッツィー・ロス・フラッグ”と呼ばれる旧デザインの星条旗。独立戦争時に作られた最初の星条旗とされ、独立時の州の数を示す13個の星が描かれている(以後、州が加わるたびに更新)。しかし、この旧デザインは一部にとって奴隷時代を連想させるシンボルであり、侮辱的と受け止められているとKaepernickから〈Nike〉に伝えられたという。既に〈Nike〉は各リテーラーに問題のシューズを配送済みであったが、製品の回収を依頼。同社の広報は「古い星条旗をデザインに取り入れているためリリースしないことを決めた」と発表している。ちなみに、正式リリース前ではあったが、少量が市場に出回ってしまったようで『S…