アメリカの大手情報Webサイト『The Wall Street Journal』によると、11月3日(金)に遂に発売を迎える「Apple(アップル)」社のiPhone Xには、有機ELディスプレイやバッテリーなど1台あたり計110ドル(約12,000円)分の様々な部品を「Samsung(サムスン)」社が供給しているとのこと。そしてその結果、「Samsung」のフラッグシップスマートフォンのGalaxy S8よりもiPhone Xからのパーツ収益の方が「Samsung」に約40億ドル(約4,400億円)ほど多くの収益をもたらすという、なんとも皮肉な見通しが明らかとなった。
ネット上では「iPhone XはもはやSamsung製」との声が上がるほどに、iPhone Xに様々なパーツ供給を行う「Samsung」。事実としてiPhone Xに搭載される有機ELディスプレイは「Samsung」による独占供給であり、1台あたり110ドル分のパーツ供給は破格のハイプライスとのこと。また、これはiPhone X自体のコスト増を招いた一因とする声も度々上がっており、「Apple」もこういった自体に歯止めをかけるべく、パーツサプライヤーを分散させるか自社開発する方針に切り替えつつあるとのこと。
とは言え、他の国と比較すると日本での購入はだいぶお得とされるiPhone X。まずは早くその最新端末の発売日である11月3日(プレオーダーは10月27日より)を楽しみに待とう。
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Source: HYPE BEAST