“闇市” をテーマにした〈コム デ ギャルソン(COMME des GARÇON)〉のゲリラストア「blackmarket」。今年の3月に東京・表参道の商業施設「GYRE」で開かれ、約1カ月のオープン期間中は連日行列ができるなど、大きな話題を集めました。
この「blackmarket」が、9月から大阪の梅田阪急で開かれています。注目すべきはその商品のラインナップ。1980年代に〈コム デ ギャルソン〉がボロルックと揶揄され、その代名詞になった穴あきセーターや「CHICPUNK」をテーマにした1991年秋冬コレクションのTシャツなど、過去の代表作の復刻を始め、〈アルファ〉のMA-1や〈ルイスレザー〉のライダーズジャケット、〈ポーター〉のタンカーといったコラボレーションアイテムまで、「blackmarket」でしか手に入らないアイテムが登場。
〈コム デ ギャルソン〉のファンのみならず、ファッション好きには堪らない商品が揃っています。次はいつ開かれるか分からないため、気になるかたはこの機会を見逃さないで。
「CHICPUNK」をテーマにした〈コム デ ギャルソン〉の1991年秋冬コレクションで展開され、当時すぐに完売したというTシャツを復刻。Tシャツを裏返したデザインもそのまま再現。白と黒のモデルを展開。¥12,500+TAX
デザイナーの川久保玲が1980年代にボロルックとして揶揄され、その代名詞になった穴あきセーター。今回、「blackmarket」のスペシャルアイテムとして再現された。¥35,000+TAX
〈アルファ〉のMA-1を黒で仕上げた一着。「本来、黒であってはならないものが黒になる」という「blackmarket」のコンセプトに基づき、通常のオレンジではなく黒の裏地が使われている。¥68,000+TAX
〈ルイスレザー〉を代表するモデル「#391 LIGHTNING TIGHT FIT」は、すべてのパーツが黒でデザインされている。さらに、内側には特別に〈ルイスレザー〉のゴールドの織りネームを採用。サイズは34から40を展開。¥200,000+TAX
2017年春夏シーズンで終了した〈ガンリュウ〉を代表するサルエルパンツ。パターンはそのままに、ブラックデニムを使い、黒のステッチとリベットで復刻。¥30,000+TAX
発売から30年以上の歴史を持つ、〈ポーター〉のタンカー。ファスナーやリベットに加えて、バッグの内側も “黒” でデザインされた「blackmarket」仕様に仕上がっている。ブリーフケース ¥30,000+TAX(写真上)、2ウェイヘルメットバッグ ¥32,000+TAX(写真下)
いま街でもよく見かける、〈コム デ ギャルソン〉のビニールのトートバッグを黒の仕様にした特別モデル。¥10,500+TAX
川久保玲は、1983年から90年の間、28の家具を手がけている。今回、その最初にデザインされた椅子を復刻(¥95,000+TAX)。さらに、「blackmarket」用にデザインされたベンチタイプの椅子もリリースされている。
アメリカ人アーティストのブレット・ウエストフォールによるグラフィックをあしらったTシャツ。各¥10,000+TAX
「blackmarket COMME des GARÇONS」のロゴをプリントしたTシャツ。¥7,500+TAX
Text_Ryo Muramatsu
blackmarket COMME des GARÇONS
期間:9月13日(水)〜
会場:阪急うめだ本店 9階
営業時間:10:00 〜 20:00(金曜・土曜は21時まで)
住所:大阪府大阪市北区角田町8-7
電話:06-6361-1381
www.comme-des-garcons.com
www.instagram.com/commedesgarcons
Source: フィナム