ブランドの世界観を余すところなく音像化。ハイクが音になりました。

「HERITAGE AND EVOLUTION」をテーマに、服飾の歴史、遺産を独自の解釈で現代によみがえらせている〈ハイク（HYKE）〉。ブランドの表現は、服だけではなく写真や映像などあらゆる面において、抑制の効いた静謐で美しい世界観で統一されています。

今回、ブランドの映像作品やインスタレーションに使用する楽曲を作成するユニット「UYK」によるファーストアルバム「#1」が、リリースされました。

UYKは「ボンジュールレコード（bonjour records）」のバイヤー上村真俊と、ハイクのデザイナー吉原秀明、音楽家・プロデューサーの香田悠真の3人によるユニット。

「#1」は、2016年秋冬〜2018春夏の各シーズンのテーマに合わせて、ピアノや弦楽器、フィールドレコーディングされた自然音、インダストリアルな音素材などを緻密にレイヤーを重ねて作られた「WORK:1」から「WORK:8」の曲に加えて、同じコンセプトによるそれぞれのピアノソロバージョンが収録されています。

〈ハイク〉が表現する世界観を限りなく音像化したアルバムとなった「#1」。CDでの価格は税別2,000円。bonjour records代官山店や福岡パルコ店、ルミネ新宿店、大名古屋ビルヂング店などで取り扱われてるほか、「iTunes Store」「Amazon Music」でのダウンロードも可能です。

ファッションでの表現にとどまらない立体的な展開を続ける〈ハイク〉。今後の動きにも期待大です。

Text_Ryo Komuta