“HI-BALL、LO-BALL（ハイボール、ローボール）” と銘打った〈Levi’s®（リーバイス）〉の最新ジーンズがリリース。“ジーンズとスニーカーの密接な関係性”に焦点を当てた本作は、80年代のHIP HOPシーンに見られたデザインをベースに、現代のハイテクスニーカーにもハマるようアップデートされたものだが、そもそもなぜスニーカーやジーンズは”最新”が必要なのか。それは、どんなジーンズを選ぶのか、どんなスニーカーを選ぶのかで、その人の個性やセンスが出る。何よりそこに楽しみがあるからこそ、我々は常に最新を求めるのではないだろうか。そしてファッションアイテムの中でも時代とカルチャーを色濃く映しだすのが、この“ジーンズとスニーカー”の組み合わせだ。

例えば、70年代半ばのパンクムーブメントで流行したスリムフィットの引き裂いたジーンズに〈Converse（コンバース）〉Chuck Taylorの組み合わせや、90年代のスケーターに見られた裾をカットオフしたビッグサイズのジーンズと〈Vans（ヴァンズ）〉のスタイルはまさに時代を体現してるといってもいいほど象徴的である。当然、ミックス時代の昨今では、昔のようにその人らしさとジーンズ x スニーカーのスタイルが必ずしもリンクするわけではないが、常に時代を象徴してきたファッションスタイルであることは間違いない、そして時代ごとに更新していくべきアイテムである事は言わずもがなだろう。

そんなストーリーもさる事ながら、〈Levi’s®〉は長年寄り添ってきた”音楽”を今シーズンのテーマにしている事もあり、今回はジャパニーズヒップホップの今を象徴するKID FRESINO（キッド フレシノ）をモデルに起用し撮影を敢行。時代の代弁者であるラッパーと、時代を象徴する“ジーンズとスニーカー”。それらが一体となった最新のスタイルをじっくりとご覧いただき、自分のファッションへと昇華していってほしい。

HI-BALL

ダメージ加工が印象的なHI-BALLはブラックとブルーの2色に加え、リジットも販売。ロールアップで穿くよう設定されたジーンズで、ビッグEの赤タブに大きなパッチもこのスニーカージーンズの特徴。エッジィなスニーカーで足元を適度に主張しつつも、あくまでジーンズを”目立たせる”のではなく、スニーカーとの色合わせで”馴染ませる”のがポイント。

LO-BALL

LO-BALLは従来のロットナンバーよりも丈を極端に長くし、4~5クッションで穿けるように設定された最新モデル。オールブラックのハイテクスニーカーで合わせるなど、機能性がありつつもシックなスニーカーがオススメだろう。HI-BALLと同様にビッグEの赤タブで、通常より大きい仕様のパッチになっており、カラー展開はブラックとブルーの2色がスタンバイしている。