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実物さながらのリアル過ぎるスケッチでアート界を席巻する CJ Hendry の個展“MONOCHROME” に潜入 

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ニューヨークを拠点に活動するCJ Hendry(CJ ヘンドリー)は、ラグジュアリーブランドのプロダクトなどを題材に、実物と見間違えるほどの立体感を黒ペンだけで表現する緻密な作風で一躍注目を集めたオーストラリア人アーティストである。写真よりリアルといっても過言ではない彼女の作品のユニークさと完成度は、〈Christian Louboutin(クリスチャン ルブタン)〉の目に留まり、昨年の「Art Basel Hong Kong」にて両者のコラボエキシビションが実現した。そして今回、ニューヨーク・ブルックリンにて開催された、Hendryにとって自身5度目となる個展“MONOCHROME”の様子を『HYPEBAST』読者の皆様にお届けする。

約2043m²の工場スペースに、モジュール状のプラスチックブロックを使って7つの部屋を用意。各部屋ごとにブルー、レッド、イエロー、グリーン、パープル、ピンク、オレンジと色分けし、室内に設置された家具から衣類、日用品に至るまで全てのオブジェクトを単色で染め上げ、それぞれのカラーの「Pantone(パントン)」カードをモチーフにした彼女のリアル過ぎるスケッチが壁に飾られている。元々、白黒のスタイルを貫いてきたHendryであるが、前述の〈Christian Louboutin〉とのコラボを境にカラフルな新境地を開拓した。

本エキシビションについてHendryは、次のように説明。「大抵の人は日常生活を営む上でアート作品を一番最後に考え、自分の部屋にマッチする何かを見つけるものですが、この何年かの間に、私の作品をコレクションする人たちと親しくなってみて気が付いたのは、彼らのような人たちはアート作品を一番最初に選んで、それに合わせるように家全体をコーディネートしていることです。今回の個展ではそのコンセプトを極限まで突き詰めてみました。室内全てのものが壁にかけられたアート(Pantoneカラーカード)にマッチするように準備、加工されています」。

上のフォトロールより、Hendryが作り出す“MONOCHROME(単色)”の世界に染まってみてはいかがだろうか。

Hendryとは逆に実在のオブジェクトを白黒のスケッチに変身させてしまうJoshua Vides(ジョシュア・ヴィーダス)のエキシビションの様子も併せてチェックしてみよう。

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Source: HYPE BEAST

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