遂に長いオフシーズンを抜け、NBAの2018-19年シーズンが開幕した。独自の目線から日々NBA情報を配信してきた『HYPEBEAST』では、昨年に引き続き、今年も優勝予想アンケートを実施。投票フォームは最下部に用意させていただいたが、その前に主要球団の簡単なレビューをしてみよう。
全30球団のゼネラルマネージャーによる“GM Survey”の結果から見てもおわかりのとおり、優勝候補の最右翼は間違いなくゴールデンステート・ウォリアーズで異論なしだろう。Stephen Curry(ステファン・カリー)、Kevin Durant(ケヴィン・デュラント)といった主力が一人も抜けることなく、さらに唯一の弱点とされていたインサイドにはニューオーリンズ・ペリカンズからDeMarcus Cousins(デマーカス・カズンズ)の獲得に成功。また、Shaun Livingston(ショーン・リビングストン)、Damian Jones(デイミアン・ジョーンズ)などベンチの層も厚く、正直非の打ち所がない史上最強のチームと言っても過言ではない。
だが、GSWの3連覇を阻止できる球団がないのかと言えば、そうではない。熾烈なプレーオフ争いが繰り広げられるであろうウェストでまず言及すべきは、昨季のシーズンMVP James Harden(ジェームズ・ハーデン)とCris Paul(クリス・ポール)の強力ガード陣を擁するヒューストン・ロケッツだろう。今季は新天地での再起が期待されるリーグ屈指のスコアラーCarmelo Anthony(カーメロ・アンソニー)を招聘しBIG 3を形成。ディフェンスの不安は拭えないものの、アタりだすと止まらない選手だけに、オフェンス重視のロケッツに上手くハマれば非常に怖い存在である。また、オクラホマシティ・サンダーもPaul George(ポール・ジョージ)の契約延長に成功し、ダラス・マーベリックスにはLuka Dončić(ルカ・ドンチッチ)とDeAndre Jordan(デアンドレ・ジョーダン)が加入。そして、現代バスケ界のKINGことLeBron James(レブロン・ジェームズ)を招聘した新生ロサンゼルス・レイカーズは、コート上の指揮官Rajon Rondo(レイジョン・ロンド)やリーグ屈指の愛されキャラであるLance Stephenson(ランス・スティーブンソン)も加わり、プレシーズンからチームの雰囲気も良く、計り知れないポテンシャルを秘めたチーム構成となっている。
一方、イーストの優勝候補に挙げられているボストン・セルティックスは、昨シーズンを怪我で欠場したKyrie Irving(カイリー・アービング)とGordon Hayward(ゴードン・ヘイワード)が戦線に復帰。また、エース不在を支えたJaylen Brown(ジェイレン・ブラウン)、Jayson Tatum(ジェイソン・テイタム)、Terry Rozier(テリー・ロジアー)らも好調を維持しており、戦術にさらに磨きのかかったBrad Stevens(ブラッド・スティーブンス)のチームは、天下無敵のウォリアーズと言えど、一筋縄ではいかないだろう。その一方で、次なるKING候補とされるBen Simmons(ベン・シモンズ)擁するフィラデルフィア・76ers、才能を開花させたMVP候補のGiannis Antetokounmpo(ヤニス・アデトクンボ)率いるミルウォーキー・バックス、そしてNBAで5本の指に入るプレーヤーKawhi Leonard(カワイ・レナード)を迎えた昨季の東地区覇者トロント・ラプターズなどもイーストでは気になる存在だ。
「今季も無難にウォリアーズだろう」、「勇退を間近に控えるPopのスパーズを応援したい」など、各自色々な意見や想いがあるだろうが、是非下のフォーマットから、ご自身が優勝する(してほしい)と思うチームに清き一票を。優勝予想アンケートの締切は、10月23日(火)。日本全国のNBAファンのみなさんからの投票を、心よりお待ちしております!
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Source: HYPE BEAST