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スピリチュアルな感覚を紐解くひととき。ベルリンのフォトグラファー、Johannes Böttgeの写真展がソルト アンド ペッパーにて開催中。

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ベルリンのパブリッシャー「ネイティブ ティーンネイジ(Native Teenage)」の主催者でありフォトグラファーのJohannes Böttgeが、新作zine「Reaperland」を発売し、それ記念した写真展が代官山の「ソルト アンド ペッパー (SALT AND PEPPER)」にて開催されています。

10月21日(日)までの期間中は、新作zineの販売はもちろん、「ネイティブ ティーンネイジ」のグッズ販売や、彼の写真をプリントした〈ヴァイナル アーカイブ(VAINL ARCHIVE)〉のロンTも発売されています。

「Reaperland」についてJohannes Böttgeは以下のように語っています。(中略)

「Reaperlandというのは、“死神の国” という意味の造語です。フォトグラファーである自分自身のことと、何かが死に絶えていくテーマの写真を集めるというアイデアが結びつき、自分の中でこのフレーズが浮かび上がりました。私は写真における芸術性と “死” というテーマにははっきりとした類似性があると思っています。

写真は2017年の秋にアメリカの南部を旅して回ったときに撮影したもので、奇妙な政治情勢や、自分自身が持っていた美学に突き動かされ、私は腐敗や謎めいたイメージを探していました。私にとってこのプロジェクトは、科学的な説明をすることが出来ないスピリチュアルな部分に対して点と点とを結ぶような作業なのです。

壮大な風景や人物の肖像画のような、メッセージが表に出ている写真ではなく、もっと深い奥底にある説明できないイメージを切り取っているということでしょうか。答えはおそらく鑑賞者の感じ方次第ですが、Johannes Böttgeが伝えたかったことを探すフックの効いた写真展は一見の価値ありです!

Text_Rei Kawahara


Johannes Böttge “REAPERLAND” Photo exhibition at SALT AND PEPPER
会期:~10月21日(日)
住所:東京都渋谷区恵比寿西2-5-2 今村ビル2階
電話:03-3770-2525
sandp.stores.jp

Source: フィナム

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