スポンサーリンク

発売から3週間。最新号のフイナム アンプラグドのダイジェスト版をつくってみました。

スポンサーリンク

9月21日に発売になった「フイナム アンプラグド Vol.8 〜THE BUCKET LIST 死ぬまでにやりたい70のこと〜」。こちらがなかなか良い評判をいただいているようで、編集部一同大変喜んでおります。

そんななか、SNSで「興味あるけど近くの書店にないんだよなぁ」という声を見かけました。もちろんネットでも購入はできます。ですが、やっぱりパラパラ立ち読みしてから買いたいというのが心情というもの。

そこで、誌面の一部と制作の裏側日誌を本欄にて少しだけお見せしたいと思います。フイナムのツイッターアカウントでも似たようなことをやっているのですが、改めてということで。

毎回ひとつのテーマを設定して制作する、いわゆる“特集主義”をとっている「フイナム アンプラグド」。8号目となる今回のテーマは「死ぬまでにやりたいこと」です。英語で言うと、BUCKET LIST(バケットリスト、バケツリスト)と呼ばれています。なぜそう呼ばれているかはこちらを参照してください。

まだ見ぬ秘境に行きたい、世界一の◯◯を味わいたい、ちょっとバカバカしいことをしてみたいなどなど、ひとによっていろいろあると思います。今回はそんなバケツリストを70個集めました。そのなかから、とくに力を入れて制作した海外取材シリーズをチラ見せいたします。

——————–
エベレストに登る。

日本人であれば、一度は富士山に登ってみたいと思うはず。ただ、それがバケツリストというのでは、ちょっとありきたりなので今回我々は世界一の山、エベレストに向かいました!

登山好きなら、誰しもが夢見るエベレスト。かつては数々の登山隊が敗退してきましたが、最近では公募登山というものを利用すれば、一般人でも登頂できるのです。もちろん一筋縄では行かないけれど、絶対に無理!と諦めるのは早計なのです。とはいっても、さすがに山頂までは難しいので、今回は標高5,205メートルのベースキャンプまでを往復してきました。

編集部から向かったのは学生時代はバスケットボールで汗を流し、現在はランニングもしているので体力には自信があるという中田。ただ、登山経験は皆無ということで、彼が登れるのなら、誰でも行けるということになるはず。旅の裏側はこんな様子だったようです。


「取材3日目、約10時間歩いてようやくたどり着いたエベレスト街道最大の街「ナムチェ・バザール(3,440メートル)」。日本食レストランからバー、ATMまで揃った、まさに楽園。ナムチェまでを旅のルートにしてもいいくらい!」


「取材8日目、ついにエベレストベースキャンプ(5,205メートル)に到着。10歩あるいて5分休憩というハードトレックも、これで報われるってもの」


「取材10日目、帰り道の軽快さたるや! これは往路最後の吊橋、通称ナムチェ橋をバックに、今回の旅の相棒であるグレゴリーの「バルトロ60」を撮った1コマ。背負い方もうお手の物!」

というわけで、無事に登山素人の中田がベースキャンプまでの往復をクリア! 取材した時期が雨季だったのですが、滞在中の何日かは晴天に恵まれたようで、充実の取材と相成りました。臨場感のあるテキスト含め、とても実用的な内容になっていると思います。

——————–
アメリカを横断する!

お次の企画は「アメリカ横断」です。さらっと発表しましたが「言うは易く行うは難し」。エベレスト登山とは違った意味で、多くのひとがやれるものならやってみたいという、人気のバケツリストではないでしょうか。

いまさら「ルート66」という感じでもないので、2018年版にアップデートしたルートを辿った今回の旅。東海岸のニューヨークをスタートし、ゴールは西海岸のロサンゼルス。移動手段は、ローカルたちも敬遠しがちな格安長距離バス「グレイハウンドバス」です。なぜ敬遠するのかというと、バス停周辺のエリアは治安が悪いし、やんちゃそうな人も乗っているから。

でも、狭い空間であるバスで、しかも長距離を移動するということは、否応なしにアメリカ人のパーソナルな部分に触れられる。その点では非常に優れた乗り物なのです。

本誌ではヒップな街に焦点を当てつつ、横断のなんたるかをいろいろ綴っていますが、アメリカを横断していてときめくものは、有名な観光スポットでもしゃれたブティックでもなく、アメリカ人にとってみれば当たり前の、でも観光客には特別の、日常の景色でした。

数あるアメリカの街でも、ひときわ個性的なニューメキシコ州サンタフェ。なにがそこまで、ほかの都市と違うかというと、アドービ建築という日干しレンガを用いた建物が点在していること。その建物群は「アメリカの宝石」と称されるほど美しいんです。

都市と都市を移動する手段は、アメリカを網の目のように走る「グレイハウンドバス」。ニューヨークでそのバスを待っていたとき、周りを見れば女性は皆無。噂で聞いていた通り土っぽいというか、トラブルのにおいを感じさせてくれるというか。いろんな意味で高揚した場面。

チェーン店のくせに最高にうまいハンバーガーを食べさせてくれる「イン アンド アウト バーガー(IN-N-OUT BURGER)」。カリフォルニアでご飯に迷ったら、ここに行っとけば間違いないです。制服も内装も素敵だし。

というわけで、およそ2週間の旅路をギュギュッと16Pにまとめています。読み終わったときには、グレイハウンドで行くかどうかはさておき、きっとあなたもアメリカを“渡って”みたくなっているはず。

——————–
クリスチャニアに住む。

最後は、デンマークはコペンハーゲンで取材してきたあれこれをチラ見せいたします。

まずは誰が言ったか、奇跡の自治区「クリスチャニア」にフォーカスしたページです。最近ではWEBでもクリスチャニアについての記事がいくつか確認できますので、まずはこちらのページで予習をどうぞ。

雑誌ではなかなか取材できないということで知られていれる「クリスチャニア」ですが、今回はキーマンをがっちりおさえたことで、いろいろなものを見聞きできました。

そしてせっかくコペンハーゲンに行ったので、最近世界中を席巻する“ノルディックキュイジーヌ”の急先鋒である、レストラン「kadeau」にもコンタクトをとりました。

家具屋さん? いいえ違います。「kadeau」のお店です。本場なので当然なのですが、そこらじゅうに北欧家具がゴロゴロしており、インテリアの観点からいっても、相当ハイセンスなお店でした。

ちなみにこの「kadeau」で修行した日本人のシェフが、日本でオープンしたレストランが「Kabi」です。

新しい食体験とは?日本料理を更新するレストランKabi。

——————–

というわけで、メインとなった企画を駆け足でご紹介してみました。誌面全体の雰囲気はインスタの方でパラパラしてみましたので、よかったらこちらもどうぞごらんください。

発売してから今日でちょうど3週間。もしかすると、そろそろ姿を消し始めている書店さんもあるかもしれません。そんなときはこちらからどうぞ。もちろんAmazonでポチッとな、していただいてもOKです。

ひとつどうぞよろしくお願い致します!

Text_Ryo Komuta


Houyhnhnm Unplugged
unplugged.houyhnhnm.jp

Source: フィナム

スポンサーリンク
スポンサーリンク