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中国のクールな建築家集団 MUDA-architects による城東で最も美しい書店

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“本が空から落ちて来る”というコンセプトのもと、コンンポラリー且つアートフルな建築を展開する「MUDA-architects」によってつくられた城東で一番美しい書店をご紹介。現世と切り離されたような美しい建築は、自分とゆっくり対峙できそうな平和で静かな環境を作り出す。湖含め周りの自然環境にリスペクトしつつも、街のユニークな都市生活様式を取り入れ、“景観統合と都市共存”という理念を掲げている。

建物自体は建築物としてシンプルな造りをしており、曲がりくねった廊下やミステリアスな箇所はなく、シンプルな1つの長方形の空間は訪れる人々の脳裏に無限の可能性が広がるような余白を残したスペースに。興隆湖エリアの東側に位置するこの建物は12m x 39mの長方形を平面とし、最も高い位置で16m、最も低い位置で3mの美しいラインを描く屋根が特徴だ。

この都市の新たなランドマークとして考えられた書店は、親水性の基盤の上に建てられており、外と中の壁を感じさせない大きなガラス窓を使用することによって、まさに湖の上に浮いているかのような神秘的な雰囲気を醸す。だから、自然に溶け込む色合いや素材を用いた同書店は、中国の広大な草原、樹木、水、そして穏やかな湖面などと上手に共存する珍しい建築として注目を集めているのだ。

書店に入るとまず目の前に広がる光景は、書籍用に設けられたスペースではなく、ゆっくりと落ち着くことが出来る美術館のような空間。メインエントランスでは建物の前景のみが表示され、メインスペースを見渡すことの出来るリニアウィンドウも設備されている。

さらに、展示エリアには壁の後ろに隠れた小さなスペースがあるので、立ったままはもちろん、ストレスなく寄りかかることも可能、または階段に座ったり自分にあった姿勢で読書を楽しむことができるのが嬉しい。湖側のガラス窓部分には、ローテーブルと椅子が用意されているので、都市生活とは掛け離れた広大な自然を楽しみながらコーヒーを飲みつつ、本の世界に浸ることができる。

”城東で最も美しい書店”の名の下に行われた城東省天府新エリア投資グループ共同主催のデザインコンペティションで全486名の参加者の中から見事1位に輝いた建物に、願わくば是非訪れてみたいものだ。

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Source: HYPE BEAST

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