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SHOPPING ADDICT 2018 Aug. 〜編集部員のお気に入り〜

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目次

HOUYHNHNM

SHOPPING ADDICT 2018 Aug. 〜編集部員のお気に入り〜

“平成最後の夏” という言葉をよく耳にしました。それぞれに愉快な夏があったと思いますが、“平成最後の夏だから、買い物をする” という選択をした方って、どれくらいいたのでしょう。フイナム編集部はこの夏もパワフルに散財をしました。その結果がこちらです!

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カルチャーショック。

小牟田亮

ありがたいことに年に数回海外に行かせてもらう機会に恵まれていますが、この夏訪れたコペンハーゲンでは、これまでで一番の衝撃を受けました。まだその余韻が抜けません。

TOGA VIRILISトーガ ビリリースのブルゾン

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心が躍った一着。

どうもここ数年、シンプルというかベーシックな服にしか食指が伸びず、プレーンおじさんとしての立ち位置を獲得しつつある自分。それが加齢ということなのかな、と自分的には納得していたのですが、展示会でこの〈トーガ ビリリース〉のブルゾンを見たときに、久々に血が逆流するというか胸騒ぎがするというか、そんな感覚を覚えました。こんなにも服にときめいたのはいつぶりでしょうか。異素材の切り返しを多用した服、言葉にするとそういうことなんですが、それだけではこぼれ落ちてしまうものが多すぎるアイテム。コンテンポラリーな感覚を有した服をまとうということは、とても大事だなと痛感した41の夏です。それにしても、こうしたポジティブな交通事故のような出会いって素敵ですよね。
¥48,000+TAX

TOGA 原宿店
03-6419-8136
www.toga.jp

POSTALCOポスタルコのバックパック

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特許申請中です。

鞄や靴に革新的な機能を搭載するということが、どれだけイノベーティブであるか、みなさんは想像できますか? “おしゃれでかっこいい“という領域とはまったく異なるベクトルで思考を深め、さらにたゆまないチャレンジとトライ&エラーの果てにそれはあるのです。〈ポスタルコ〉が生み出した「Three Pack」はバックパックを3つの大きなポケットに分けることで、あらゆる荷物が簡単に取り出せるつくりとなっています。さらに重い荷物を入れたとき、バックパックと背中の間に大きな隙間ができることを防ぐため、独自のブリッジ構造により、フレームを使わずに背中から離れにくい仕組みを搭載しています。こればかりは実際に背負ってみないとわからないことではありますが、このバッグには穏やかな革命が宿っています。そう考えるとこの値段も納得いくのではないでしょうか。
¥80,000+TAX

POSTALCO Shop Kyobashi
03-6262-6338
postalco.net/

J of JINSジェイ オブ ジンズのオプティカル

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巨人、動く。

本気出してきたなというのが第一印象でした。〈ジンズ〉がハイエンド層に向けた新業態〈ジェイ オブ ジンズ〉の話です。“贅沢なかけごこち”の追求を掲げた本ラインは随所にメガブランドの迫力を感じられる仕上がりとなっています。オープン間もない六本木のお店に行ってみたのですが、檜の校倉造りや左官仕上げの壁を取り入れた豪奢な和空間もさることながら、プロダクトの完成度にとにかく驚かされました。いくつかシリーズがあるのですが、自分が選んだのはもっともベーシックなアセテート。とはいえ、高度な技術で作られるβチタンの新機構を丁番部分に採用することで、一人ひとりに合わせた細やかな調整が可能など、徹頭徹尾ラグジュアリーな作り込みでした。オプティカルジャイアンツがマジになると、こういうものができるという証左といえるでしょう。
¥38,000+TAX(レンズ代別途)

J of JINS 六本木ヒルズ店
03-3497-0227
jins.com/jp/j-of-jins/

ALISアリスのTシャツ

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どうしてスケーターってかっこいいんだろう。

9月発売のアンプラグドの取材で、デンマークのコペンハーゲンに行ってきました。くらしに対して意識が高いとされる彼の国で、食文化を中心にいろいろと見聞きしてきました。一方、そうしたカルチャーとは別にクリスチャニアという自治区を取材する機会にも恵まれました。日本ではまだあまり知られていませんが、ヨーロッパではとても有名なエリアです。独自の法規を持ち無政府主義を掲げ、すべてのひとが自由で平等に暮らすヒッピーたちの楽園、それがクリスチャニアのアウトラインです。今回紹介する〈アリス〉はクリスチャニア内にショップを構えるスケートボードブランド&チームです。今回取材班が訪れたのが、〈アリス〉の20周年パーティという素晴らしいタイミングで、ハレとケ、両方の〈アリス〉を見ることができました。ショップで売られているアイテムはどれも可愛いのですが、個人的にビビッときたのはこのTシャツでした。日本からも通販で買えますよ。
300.00 DKK(1デンマーククローネ=17.42円:8月29日現在)

ALIS
alis.dk/collections/men/products/alis-wonderland-20-years-tee

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モンブランを走っていますナウ。

山本博史

というわけで、シャモニーに行ってきます。これが公開される頃にはモンブランの山々を走っているのかな。旅慣れないので不安もいっぱいですが、レースは楽しんできま〜〜す!

ASICSアシックスの調理作業用シューズ

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料理ができる男への第一歩。

悲しいかな、僕はまったく料理ができない。ゆえに料理のできる人に対して憧れがあるし、それだけでかっこいいと勝手に思ってしまいます。結果、厨房で腕をふるう料理人をファッション的な視点で見てしまうこともある。その流れで目に付いたのが、〈アシックス〉の調理作業用シューズです。コッペパンのような丸っこいフォルムに、スムーズな脱着を可能にするベルトフィッティングを合わせ、防水性を高めるために縫い目を減らした人工皮革アッパーを採用。高いグリップ力と優れた耐摩耗性を誇るCPグリップソールを搭載するなど、愛らしい見た目とは裏腹、厨房などの限られた環境だからこそ役立つ機能がふんだんに取り入れられています。また、スタイリッシュな雰囲気を際立たせる、同色であしらわれた控えめなアシックスストライプも好印象。料理のできる男への第一歩として、足元から変えてみるのもいいかなと。
¥8,900+TAX

アシックスジャパン株式会社 お客様相談室
0120-068-806
www.asics.com

JUUNI.一二のモンペズボン

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クセになる穿き心地。

普段から生活のあらゆるシーンで使えるものを欲している。仕事もできて、遊びにも行けて、山にも行けて、ちょっとしたジョギングにだって対応してくれるもの。高知県四万十町を拠点に活動する〈一二(「じゅうに」と読みます)〉のモンペスボンは、まさにシーンを選ばず重宝する一品。女性の野良着であるモンペをモチーフに、ウエストにはシャーリング加工を何段も積み重ね、サイドにはゴムアジャスターを採用。これによりユニセックスで1サイズという、大胆なサイズ展開と快適な穿き心地を実現。植物由来の染料染めを施した素材は、ナイロン100%ながら風合いはコットンのよう。しかも、抗菌防臭・消臭効果も兼ね備えているため、フィールドにも難なく対応。山に川、田んぼに畑、海まで広がる自然豊かな高知県四万十町ならではの視点で作り込まれた、現代的でスタイリッシュな野良着。この穿き心地の良さ、クセになりそうです。
各¥12,500+TAX

一二
www.juuuni.com

berghausバーグハウスのファストハイク用バックパック

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シーンを選ばないザック。

なかなか走る時間がつくれないときは、帰宅ランをすることが多い。そんなときに重要になるのが、走りを妨げないザックです。そこでチョイスしたのが、イギリス発のアウトドアメーカー〈バーグハウス〉の「ファストハイク 32」。仕事道具も余裕で収まる32リットルという容量に加え、素材は超軽量で耐久性のあるものを使用。スムーズな給水を可能にしてくれるボトルホルダーポケットに加え、幅広のショルダーベルトとチェストストラップを備えているため、フィット感も抜群。しかも、これだけ機能を搭載しながら、見た目はご覧の通りスッキリで、価格もリーズナブル。日常から帰宅ラン、そしてファストハイクまで、あらゆるシーンの新しい相棒として、大活躍してくれそうです。
¥12,000+TAX

株式会社 好日山荘
078-231-1381(お問い合わせ窓口)
jp.berghaus.com

hitoeヒトエのシューズ

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パフォーマンスとして地下足袋を踏襲。

日頃から裸足感覚に近いナチュラルモーションのシューズを愛用しています。自らの足で大地を掴み、足本来のパフォーマンスを引き出していくイメージ。1919年創業の老舗地下足袋メーカー〈丸五〉のフィットネスカテゴリーとして登場した〈ヒトエ〉のシューズは、そんな僕の理想を具体化したシューズと言えそう。これまで地下足袋で培ってきた足袋型のオリジナルラストに、解剖学的見地から導き出された丸い踵に土踏まずの凹み、無縫製袋状のアッパーをソールに貼り付ける独特な構造による優れたフィット感など、とにかく履いて、感じてみたい機能が盛り沢山。いわゆるデザインとしてのモチーフではなく、パフォーマンスとして地下足袋の良い部分を踏襲しているのが素晴らしい。しかも、実際に履いた計測データによると足の指の筋力と、安定性が向上しているのも実証済み。撮影時に実際に手にとって、ますます足を通してみたくなっています。
各¥12,000+TAX

丸五
086-428-0230
www.marugo.ne.jp/wellness/hitoe/

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二〇一八年、葉月。

中田潤

ちょっと涼しくなったと思ったら、また蒸し暑くなったり。一体いつになったら夏は終わるのか。そんな憂鬱な毎日に嫌気がさす8月末。

Porter Classicポータークラシックの剣道ショートライダース

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どこまでもスタンダード。

歴史から学ぶことは多いですが、時間の経過によって大抵のことは忘れてしまいがち。だからこそ、永く愛されるものや受け継がれることは大切にしたいところ。前置きが長くなりましたが、〈ポータークラシック〉の剣道着「PC KENDO」もそのひとつ。日本古来の生地を現代の最高の素材と技術でつくられた名作シリーズ。昔から愛されてきた生地だからこそ、袖を通すだけで嬉しくなります。このしっとりとしたモダンなブラックにHOBOシルバーボタンが映えまくったジャケットもそう。流行とされるシルエットは毎年移ろうものの、この一着はどこまでも正統派でスタンダード。後世に残すべきアイテムと言えるでしょう。
¥300,000+TAX

Porter Classic 銀座
03-3571-0099
porterclassic.com

NEATニートのモールスキンベルトレスパンツ

2018_08_addict_naka_2

チノパンの向こう側。

1940年代のイギリス軍のオフィサートラウザーズをベースにつくられた、上質なモールスキン地のベルトレスパンツ。ヨーロッパのワークウェアなどに多く見られるモールスキン地と言えば、タフな張りと品のある光沢感が特徴ですが、GIZAコットン(最高級の超長綿)を使ったこの一本は、さらに高級感もプラスされて好印象。そして、そこに入る絶妙なペイント。腰回りにたっぷりとゆとりを持たせたワイドテーパードシルエットで、穿き心地の良さはさることながら、カジュアルにもドレスダウンにも活用できそうな万能パンツ。はじめて見たとき、チノパンの向こう側を見たような気がした至極の一本。もはや〈ニート〉のお家芸と言ってよいのではないでしょうか。
¥36,000+TAX

NISHINOYA
03-6452-6934

OUTILウティのブレトンシャツ

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最強のボーダー。

わりとガッチリした体格(腕も長め)ということもあり、基本的にサイズはXL以上。いいなと思ったアイテムがLサイズまでしか作っていなくて断念なんてことはザラにあります。だからこそ、このボーダーを見つけたときには思わずニヤリとしてしまいました。手がけているのはフレンチワークの系譜をたどる日本のブランド〈ウティ(OUTIL)〉。2016年にスタートしたブランドで、フランスと日本を拠点にものづくりをしています。だからなのか、ボーダーのピッチにネックライン、そしてマリンブルーに感じる、野暮ったくならない絶妙なバランスと漂うエスプリは。個人的には最強の称号を付けたい〈ウティ〉のブレトンシャツ。思い切って5枚くらいまとめ買いしたいところです。
¥17,000+TAX

OUTIL SHOWROOM
03-5839-2019
outil-vetements.com

THE NORTH FACE PURPLE LABELザ・ノース・フェイス・パープルレーベルのマウンテンウインドパンツ

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街でもランでも。

機能がそのままデザインに反映されたアウトドアアイテムに惹かれる人は多いはず。もちろん自分もその一人。90年代に出た〈ザ・ノース・フェイス〉の「マウンテンパンツ」を、よりライトウェイトに再構築したこのパンツ。カラーリングがそもそもツボなのですが、50デニールのポリエステルリップストップをメインに、ヒザ部分には素材違いのマットな質感のタスランポリエステルタフタを使っているから機能的にも申し分なし。しかもウエストはギャザーとコードを入れたイージーパンツ仕様。もう少ししたら涼しくなるので、普段穿きはもちろん、ランニングのときにも穿いてみようと目論んでいます。
各¥19,000+TAX

nanamica MOUNTAIN
03-5728-3266
www.nanamica.com

2017_addict_shinri

ジャニス最後の夏。

小林真理

“平成最後の夏”というエモ狙いの表現よりも、御茶ノ水の老舗CDレンタルショップ「ジャニス」が37年の歴史に幕を下ろすことの方がよっぽどエモい。ジャニスのあった最後の夏…、世の流れですね。最近は行ってなかったけど、平成の終わりとして象徴的な出来事だなあと。

WHITE MOUNTAINEERINGホワイトマウンテニアリングのジャケット

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マグネットという気持ちよさ。

かつてアウトドアジャケットといえば、ゴアテックス®一辺倒でしたが、いまではさまざまな生地が開発され、各生地特有の機能と表情を楽しむことができる時代です。カーキのほかブラックを揃える〈ホワイトマウンテニアリング〉のこのジャケットは、表地には高性能ポリエステルタフタを使用し、耐久撥水性と透湿性をキープ。裏地には、WINDSTOPPERを採用し、防風性も兼ねそなえています。また、ミリタリー然とした胸ポケットのフラップは、マグネットによる開閉なので楽ちん。小さなことですが、こういう細かなところまで突き詰めて、少しでも機能的なものにしようとする姿勢は、アウトドアデザインたる所以でしょう。フードは収納されているので、突然の雨などにも対応できます。〈ホワイトマウンテニアリング〉では珍しいことではないけど、このデザインのテンションは、街でも自然のなかでもどっちにもハマりそうです。
¥55,000+TAX

ホワイトマウンテニアリング
03-6416-5381

A Question of Eaglesア クエスチョン オブ イーグルスのプランター

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プランターか、アートピースか、それが問題だ。

今年7月に行ったイギリスで、日本をはじめいろいろな国の雑貨や器等を集めたライフスタイルショップ「Momosan Shop」でアイテムを数点買いました。そのあと調べてみたらすべてアメリカの作家ものばかり。なるほど、我らアメリカンカルチャーの申し子ですからね。無意識レベルまでアメリカにどっぷり染まってます。だからか、やはり無意識レベルでこのプランターに惹かれました。メリッサとジョナサン夫妻により、アメリカ中部のイリノイで誕生し、ポートランドやユージン、ニューヨークを経て、いまはロサンゼルスでつくられているのだとか。アメリカ、とくに西海岸らしいこの土っぽい表情とかいいし、(ファミコン時代の)マリオに出てくる土管のようなフォルムやハンドメイド特有のいびつさもかわいい。ただ、自分はサボテンも枯らしたことのある前科一犯だから、プランターとして使うか、アートピースとして使うか迷うところです。
左:¥6,800+TAX(高さ10cm)、右:¥11,000+TAX(高さ14cm)

HOEK
03-6805-0146
hoek.jp

BLANCKブランクのパーカ

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ブランドロゴよりアルファベット派。

みなさんは、好きなアルファベットってありますか? 僕の場合、「B」はその上位に入ります。かぶらないけど、かぶるならボストンレッドソックスの「B」のベースボールキャップがいいですね。それはさておき、これぞというパーカになかなか出会えませんでした。いいのが見つかってもすでに身近なひとが着ていたり、色と質感が大人には着づらいものだったり…。僕がパーカに求めるものはしっかりとした厚みとシンプルなデザイン、以上! そんな単純だけど、なかなか見つからない“マイパーカ”として〈ブランク〉のものをピックアップしたいと思ってます。これ以上のシンプルはないというブラック、洗いのかかったような質感、そして過剰じゃないけどほどよく主張する左胸のワンポイント「B」! ブランドロゴよりアルファベットの方が着やすいですよね。
¥25,000+TAX

林五プレスルーム
03-6452-2177

Nick Fouqueニック フーケのTシャツ

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真似のできないボヘミアン。

〈ニック フーケ〉はジョニー・デップやファレルといったハットアイコンがかぶっているあのハットが有名なブランドです。ほかにもベルトなどもありますが、どのアイテムも、どこか自由かつ温かな雰囲気を感じます。それはデザイナーの世界各国を旅したというルーツと決して無縁ではないでしょう。なんでしょうかね、この圧倒的なボヘミアン感は。こういう雰囲気のアイテムは、正直、日本人にはつくれない気がします。もちろん本家を真似てもしょうがないので、つくる必要はありませんが…。さて、このTシャツも、どこか頼りなさげで、孤独な一本の“マッチ棒”がワンポイントです。このモチーフを選ぶあたりもしびれます。安いTシャツってぼろぼろに着倒すと、さすがにみっともないのですが、これだけ高級感のある生地をしっかりと着倒すと、それこそ“味”という魅力になります。少々根は張っても、長く着る。そういう生活を体現するTシャツとしても見込んでます。
各 ¥17,000+TAX

エドストローム オフィス
03-6427-5901

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9月21日(金)発売!

村松諒

『フイナム・アンプラグド』の校了が迫ってきました。早めに進めているつもりだけど、直前はバタバタしてしまう。そんなことを考えていたら、大好きだったECDの曲「関係ねーっ!」の一節が頭のなかに。「もーちょい うまく できんだろ 頭使え 頭使え」。

Paul Smithポール・スミスのセーター

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SEASIDE STORY。

先日公開した『フイナム』の特集記事「海辺のアーティスト。RED EAR by PS Paul Smith」はチェックしましたか? 海沿いに愛犬と住むひとりのアーティストを描いたファッションシュートの企画です。実は当初の撮影予定日が台風直撃でリスケになり、撮影した日の前後も台風が近づいていたので、当日までドキドキしていました(笑)。写真はその打ち合わせで〈ポール・スミス〉のショールームに訪れたとき、釘付けになったセーターです。グラフィカルな色使いが印象的で、真ん中のものはどこかサイケデリックな雰囲気。〈ポール・スミス〉らしいウイットに富んだデザインに仕上がっています。間もなく訪れる秋のコーディネートの主役にぴったり。
左から¥40,000+TAX、¥60,000+TAX、¥50,000+TAX

ポール・スミス リミテッド
03-3478-5600
www.paulsmith.co.jp

RollbahnロルバーンのTシャツとメモ

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マイベストをついに発見!

仕事柄、手元にメモ帳が欠かせません。取材、打ち合わせ、突然の電話…もともと心配性というのもあってか些細なことでも “メモる” ようにしています。メモ帳にもこだわりがあって、サイズがA5で表紙は厚紙、リング式のもの。理由はページを開いてストレスなく書きたいから。持ち運びやすさも重要。でも、ブランドにこだわりはなくて、ページがなくなればコンビニで買うことも。先日新しいメモ帳を買おうと思って、たまたま「伊東屋」で手に取ったのが〈ロルバーン〉の「ポケット付メモA5」。以前からこのブランドは知っていたけど、使うのは初めて。内側の黄身掛かった5mm方眼の用紙が書きやすく、ページ数が160! 表紙にゴムバンド、巻末にクリアポケットがついているところもいい。もっと〈ロルバーン〉を知りたくなって、「デルフォニックス」のオンラインストアをチェックしていたら、ポケTを発見! さり気ないロゴがいい感じで、こちらも購入を検討中(笑)。
ポケット付メモA5 ¥700+TAX、Tシャツ ¥3,800+TAX

DELFONICS WEB SHOP
0120-987-103
shop.delfonics.com

LACOSTEラコステのウエストバッグ

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いま持つならコレ!

今年に入って注目を集めているウエストバッグ。“ネクストサコッシュ” 的な存在で、この秋冬、日本のブランドはもちろん、海外のラグジュアリーブランドもたくさん発表しています。メンズファッションを席捲するストリートファッションの流れのひとつで、まさに90年代のリバイバル。思い出してみると、ぼくも高校生のときに持っていました(笑)。いまオススメするのは〈ラコステ〉。牛革を使ったちょっとレトロな雰囲気で、この地味な色味とシンプルなデザインが “◎”。真ん中に型押しされたワニのマークもいい感じです。ストリートスタイルはもちろんだけど、ステンカラーコートやチェスターフィールドコートといったクラシックなアウターにもちょうどいい。
¥16,000+TAX

ラコステお客様センター
0120-37-0202
www.lacoste.jp

F-LAGSTUF-Fフラグスタフとスタイリングによる “コラボパーカ”

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絶妙なグラフィック。

オンラインストア「MR PORTER」、ロンドンやパリのセレクトショップでも展開されている〈フラグスタフ〉。このブランドは、ついつい見入ってしまうクールなグラフィック使いに特徴があります。写真はウィメンズブランド〈スタイリング/〉とコラボレーションしたフーディ。背面にプリントされたモノクロのグラフィックが印象的で、袖や胸元のロゴもアクセントになっています。しかも、ユニセックスで着用可能。ボディが赤のタイプと同じプリントのTシャツも。9月15日(土)に行われる「FASHION’S NIGHT OUT 2018」で先行発売されるので、気になるかたは「スタイリング/表参道店」をチェックしてみて。
¥18,000+TAX

スタイリング/表参道ヒルズ店
03-6721-1878
stylings.jp

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秋はまだか。

石井陽介

テレビを点けたら森山直太郎が出ていた。彼の顔を見てふと気づく、もう夏が終わるんだっけ。こうも毎日暑いと季節も忘れる。そういえば今日も真夏日だった。そして明日も真夏日だって。秋は、まだまだ遠い。

Rios of Mercedes × Fukurokujuリオス・オブ・メルセデス × 福禄寿のウエスタンブーツ

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アメリカ中西部の空。

センス、技術、知識、そして提案力。ブーツに関して絶対の信頼を置く下町のリペアラー「福禄寿」が、〈リオス・オブ・メルセデス〉と共に究極のウエスタンブーツを作り上げました。見てください、この迫力! 毛足の長いヘア・オン・ハイドをヴァンプに纏った荒々しい見た目に野太いシャフト、男らしいったらこの上なし!オーナーの奥山さんの言葉を借りるなら、このブーツからは“アメリカの中西部の空”を感じることができます。「福禄寿」はこれまでも数々の名作ブーツを生み出してきたけど、個人的にはこの一足がベスト。ブーツシーンを牽引するオピニオンは、いつも一歩も二歩も先を行く提案をしてくれますね。さすが!
¥110,000+TAX

福禄寿
03-3871-8262
hukurokuju.com

NEEDLESニードルズのH.D.トラックパンツ

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俺得フュージョン。

愛してやまないパンツが2本あります。それはどちらも〈ニードルズ〉のもので、現在人気爆発中の「トラックパンツ」と、他にはないボリューミーなシルエットがツボにはまった「H.D.パンツ」。それぞれ数色づつ揃えているので、一週間のほぼすべてを、このどちらかのパンツで過ごしています。もう一生この2本さえあればいいと思っていたのですが、なんと今シーズン、このふたつがフィージョンした「H.Dトラックパンツ」なるパンツが現れたのです。いやはや俺得過ぎるこのパンツ、問答無用で購入を決意。発売日に写真のグリーンをゲットした次第です。しかしながら〈ニードルズ〉の懐の深さには毎度驚かされますね。定番としてしっかりと根付いているからこそ、こういったアレンジがまた映えるワケで。かくして、愛してやまないパンツがもう1本増えたのでした。
¥22,000+TAX

NEPENTHES
03-3400-7227

YOUNG & OLSEN The DRYGOODS STOREヤングアンドオルセン ザ ドライグッズストアのデニムコートとウエスタンシャツ

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気分はアーバンカウボーイ。

このデニムコート、ご覧のように着丈が半端じゃありません。弁慶の泣きどころまである超ロング丈で、身体をすっぽり覆います。しかも襟にはコーデュロイというアメリカンなあしらい。ジョン・ウェインよろしく、ダスターコート(埃除けコート)に見立てて着るのがベターでしょうか。ならばインナーはウエスタンシャツ一択。しかもこいつはフランネル生地のネイティブパターンというニクイやつ。〈ヤングアンドオルセン ザ ドライグッズストア〉には、こういった土臭いアイテムを洒脱に落とし込んだ、ちょうど良い塩梅のものが揃っているから見逃せないんですよ。他にも面白いのが色々あったので、またの機会に紹介しようかと!
左:ウエスタンシャツ ¥26,000+TAX、右:デニムコート ¥36,000+TAX

GOONie
03-6441-2142

MHW MOUNTAIN HARDWEAR SPECIALLY FOR N.HOOLYWOOD MHWマウンテンハードウェア スペシャリー フォー N.ハリウッドのセットアップ

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編集作業のお供に。

根を詰めて一日中、編集作業をする日は、自然と着心地の良いラフな服に手が伸びます。とはいえ一応会社なので、だらしのない格好はNG。だから〈マウンテンハードウェア〉と〈N.ハリウッド〉のコラボラインによる、こちらのセットアップを見たときは目からウロコでした。ストレッチの利いたソフトシェルは一切の窮屈さを感じさせない快適な着心地。それでいてスポーティにはなり過ぎず、ハイネックのカットソーや、ストンとした美しいシルエットのパンツなど、洗練された仕立てで品格すら感じさせます。この黒の色合いも良い。両雄の良いところが見事に融合したコレクション、オン・オフ問わず重宝しそうです。
左:カットソー¥19,000+TAX、右:パンツ¥17,000+TAX

Columbia Sportswear Japan
0120-193-803

dot_rei

期待しちゃう。

河原嶺

かなり年の離れた弟がいます。 ベタですが将来の夢を聞いてみたら、なんと建築家…! あなた算数苦手じゃないの…。弟がつくった建物を訪れるのが、僕の将来の夢です。

ALLEGEアレッジのセットアップ

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コンセプトがよくて。

ニットの質が素晴らしいせいか、僕の中でニットのイメージばっかりが先行していた〈アレッジ〉。「ちゃんとアンテナ張ってないと!」というお叱りを受けそうですが、今季のルックがそんな旧型のイメージをどこかへ吹き飛ばしてくれました。ルックの着想源は〈イームズ〉のシェルチェアやラウンジチェアなどのミッドセンチュリー家具や北欧インテリア、陶芸家、ベルント・フリーベリの作品がとのこと。ときにはイスを交えて、ときにはヘンテコなポーズを取りながら繰り広げられる世界観が本当に刺さりました。中でも主役級に輝いていたのがこのセットアップ。野暮ったくなりがちなダブルのジャケットですが、そんなマイナスな雰囲気を逆に上手く利用して、不思議な品を出している感じがありました。さて、まずはルックをご覧いただくところから。
ジャケット ¥72,000+TAX、パンツ ¥36,000+TAX

Allege
allege.jp

CMMN SWEDENコモン スウェーデンのパンツ

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楽に越したことはないね。

長ズボンばかりをクローゼットから取り出して、さらにいえば夏に向いてない細身のパンツばかりを選ぶくせがあります。しかし、今年はさきの猛暑でぼくの足も限界のようでして。体の一部の悲痛の叫びを受けて快適なパンツを探し求めのが今年の夏でした。そんなときに見つけたのが〈コモン スウェーデン〉の一品。ディレクションが変わったことでストリート色が色濃くなった今シーズンもう美しいパンツのシルエットはこれまでのシーズン同様に健在。柄がストライプだし、足が綺麗に見えるところも良くて、なによりゴム紐なのでとにかく楽! 楽! 穿き心地の良さを担保した高機能アイテムではないですが、足が喜んでいるのが分かります。ちなみに、ハーフパンツはやっぱりポリシーに反するので、今シーズンも先送ることとしました。
¥35,000+TAX

ジェムプロジェクター
03-6418-7910

POP TRADING COMPANYポップトレーディングカンパニーのTシャツ

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スケーターじゃないけど。

オランダ・アムステルダムのスケートチームによって設立された〈ポップトレーディングカンパニー〉をご存知でしょうか? 「H ビューティ&ユース」に置かれたりと、徐々に知名度をあげているアップカミングなブランドです。安易すぎるかもしれませんが、ゆるっとしたクリエイションはやっぱりスケーターっぽくて気になってしまいます。今季リリースのTシャツはご覧の通りどこかでみたことあるロゴに寄せたデザイン。どうでしょう、この気の抜けっぷり。『SKATEboarding magazine』、「SUB POP」、そして極め付けは、2020年に開催を控えた「東京オリンピック」! ご存知の通り次へ、次へと問題が起きているビッグイベントですが、このくらいゆるっとことが進めば理想的なんだろうな。
各 ¥6,500+TAX

ジェムプロジェクター
03-6418-7910

David Lynch: The Art Lifeデヴィッド・リンチ:アートライフのDVD

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あなたのことがわからない。

デヴィッド・リンチが監督した大名作ドラマ『ツイン・ピークス』が、昨年に「The Return」として25年ぶりに帰ってきました。リアルタイムでは見れなかったので、レンタルが開始したこのタイミングで鑑賞。結構長い&リンチ節フルスロットルの難解な内容だったので、全話を観終わるのに2ヶ月…。振り返っても「あのシーンってどういうことなんだろう?」とか謎は深まるばかり。誰か観た人がいるなら議論を交わしたい。と同時に、リンチ監督の思考回路とか感性を真に知りたい気持ちになりました。彼を形成したフィラデルフィアでの幼少期の思い出などを交えた、25時間を超える濃密なインタビューが収録されているドキュメンタリーDVD『デヴィッド・リンチ:アートライフ』を観れば理解が深まるはず! と思いこちらも鑑賞。言っておきます。謎は深まるばかりです。
¥3,800+TAX

アップリンク
www.uplink.co.jp/artlife/

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夏の終わり。

宮崎諒太郎

夏も終わりを迎えようとしています。特に夏らしいことはしておらず、兎にも角にもあっという間に過ぎ去っていった印象です。去りゆく夏の夜に聴きたいのが、サザンオールスターズの『真夏の果実』。なんと、ロッキンで歌ったそうな。ああ、生で聴きたかったなあ。

DESCENDANTディセンダントのミリタリージャケット

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秋に向けて。

地球温暖化の影響で、四季が狂い始めている昨今。今年の夏は“酷暑”と称されるほどの異常な暑さが列島を襲っています。この蒸し暑い日々が終われば、一気に寒くなり冬へと突入します。その間に少しだけ感じることのできる秋という季節がとてつもなく好き。そよ風が心地よく、空気は澄んでいて、過ごしやすい。そんな季節にさらっとカットソーの上から羽織りたいのが、〈ディセンダント〉のミリタリージャケット。スタンドカラーやフィッシュテールといったディテールが特徴的な「M51」をベースに、着丈をやや短めに設定。トレンドに流されないオーセンティックな服作りを貫くブランドのフィロソフィーを汲み取ることができます。ブラックとオリーブの2色展開ですが、僕は後者一択です。
¥52,000+TAX

DESCENDANT
03-5784-0314
www.descendant.jp/

COMOLI × INDEPENDENTコモリのフットボールTシャツ

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汎用性抜群。

何年か前に某セレクトショップで購入した〈コモリ〉のクルーネックニット。寒い季節になるとクローゼットから引っ張り出して、着用している愛用品です。ベーシックなデザインなので、とにかく飽きがこないんです。以前に、デザイナーの小森啓二郎さんがファッション誌のインタビューで語っていた「シーズン毎に大きくコンセプトを変えずに、気張らない日常着を作っているんです」という言葉が物語るように、プロダクト一つ一つにその想いが反映されています。今秋冬シーズンの数あるアイテムの中から紹介したいのが、このフットボールTシャツ。ハリ感のあるコットン素材を使用し、身幅や袖はゆとりのあるシルエットに。ボトムスを選ばない汎用性の高さも〈コモリ〉ならでは。
¥18,000+TAX

WAG, Inc.
03-5791-1501
www.comoli.jp/

CONVERSE SKATEBOARDINGコンバース スケートボーディングのPRORIDE SK OX

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待望のスケートラインが誕生。

僕はスケートボードを一切やらないのですが、カルチャーやそれに通ずるファッションは好き。所謂、陸サーファーみたいな存在なのです。もちろん、足元はスケートシューズ率高め。これまで様々なモデルを試してきました。今シーズン、なんと〈コンバース〉から待望のスケートラインがローンチされるとの情報が。フィーチャーしたのは、シェブロン&スターのアーカイブモデル。クラシックなデザインとは裏腹に、スケーターのパフォーマンスを最大限に高めてくれる機能がギュッと凝縮されています。カップインソールには、独自で開発した反発性や安定性がウリの「REACT HD」を搭載。アクティブなスケーティングをサポートしてくれます。また、削れやすい部分は二重のラバーやスエードで補強。まさにハイブリッドな一足なのです。
¥12,000+TAX

コンバースインフォメーションセンター
0120-819-217
converseskateboarding.jp/

BIRDWELL BEACH BRITCHESバードウェル ビーチ ブリッチズのバッグ&ポーチ

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オールドスクール。

〈バードウェル 〉との出会いは約5年前ぐらい。〈ダブルタップス〉とコラボレーションをしたときに、その存在を知りました。詳細を調べてみると、1961年の創業当時以降、カリフォルニア州でサーフショーツやジャケットを一貫してハンドメイドで作っている老舗ブランドとのこと。大量生産をしない真っすぐな姿勢も潔くてカッコいいんです。そんな〈バードウェル 〉が作るトートバッグやポーチには、サーフショーツと同生地を使用しているので、如何せんタフで軽量。使い込んでいくうちに現れるナイロン特有のヤレ具合も楽しみたいところ。海の匂いを感じるアイテムですが、僕はあえてタウンユースで使おうと思っています。
バッグ ¥8,800+TAX、ポーチ ¥5,500+TAX

SURF&TAILOR MOAT
06-6585-7675
moat-web.com/

dot_kimu

最近はまっているもの。

木村 圭介

「セブン-イレブン」の冷凍食品のたこ焼き、食べたことありますか? 先日、自宅の冷蔵庫を開けるとたまたま入っていたんです。早速食べてみました。もう、あれです。ハンパないんです。どハマり中です。

gramicci BY SATOSHI YAMANEグラミチ バイ サトシヤマネのプルオーバー

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機能美。

アウトドアで遊ぶことが、以前に比べ少なくなってきました。ただ、フィールドからは遠のいているものの、いまだにファンクショナルな服は好きです。デザインがよければなおさら。そして、今夏から「フリークス ストア」で販売している〈グラミチ〉×〈F/CE〉のデザイナー山根さんによるシリーズは、今の気分にぴったり。アウトドア要素と街要素、絶妙なバランスなんです。撥水、ストレッチ、接触冷感の生地で、縫製部の裏にはシームテープを貼った仕様。ベンチレーションまで付いています。そしてシワになりにくい。デザインはビッグシルエットで、ロンTのようなラフさと、シャツにも似た品の良さを兼ね備えます。自転車に乗るときにもちょうどよさそう。
¥14,800+TAX

フリークス ストア
www.freaksstore.com

Sasquatchfabrix.サスクワァッチファブリックスのデニムシャツ

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着丈短め、身幅太め。

「上着の丈、短すぎない!?」とよく言われます。自分ではそんなに気にしていないものの、どうやら、自然とそういうものを選んでいるようです。そんなショート丈好きが発覚した私ですが、最近琴線に触れたのが、〈サスクワァッチファブリクス〉のデニムシャツ。丈は言わずもがな、短めです。そして身幅が広い。XXXLサイズのシャツをリメイクしたようなデザインになっています。裾にはスピンドルがあり。絞ることで違ったシルエットを楽しめます。ワイドなボトムとの相性もよさそうだし、インナー次第でいろんなコーディネートが楽しめそうです。ボタンをするかしないかでも、随分印象が変わってきます。今秋はこの一着を着倒したいです。
¥28,080 in TAX

サスクワァッチファブリックス
sasquatchfabrix.com

URUウルのワイドパンツ

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厚手のパンツが恋しい季節。

ここ1ヶ月、いや2ヶ月くらいになるでしょうか。毎日ハーフパンツで過ごしています。暑すぎるので。夏はコーディネートどうこうよりも、少しでも暑さから逃れたくて、快適さや涼しさをついつい求めてしまいます。ファッションは我慢といいますが、夏の暑さはどうにも耐えられない。そして秋、押さえつけられていた“着欲”が爆発していくというのが、毎年のルーティンになっています。だから、いまは無性にデニムを履きたい。そしてこの〈ウル〉のパンツを選んだわけです。ほどよくワイドで、絶妙な短めのレングス。バイオウォッシュ加工も施されていて、ヴィンテージ感のある仕上がりになっています。〈ウル〉のパンツはどれもムーディーなんですよね。それでいて上品。セクシーです。
¥30,240 in TAX

ウル
03-6450-5075

kontexコンテックスのガーゼハンカチ

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フワカルなベストハンカチ。

我が家には大小問わず、タオルがたくさんあります。また、自分の枕元には3枚くらいのタオルが常にあり、それを顔に当てながら寝ています。そのくらい、タオルラブです。先日、隣に引っ越してきた方が〈コンテックス〉のバスタオルをもって挨拶にきてくれました。触った瞬間、顔をうずめたくなり、バフッといきました。早速枕元行きなのは言うまでもないのですが、この手巾(しゅきん)と名付けられたガーゼハンカチも最高です。薄手のくせにしっかり拭けて、乾きも速い。ポケットにいれてもかさばらないし、なにより肌触りがいい。皮膚に当たるだけで、なんだかホッとするんですよね。校了が差し迫ってなおさら、そういった小さな癒しが大事だなと。
¥540 in TAX

コンテックス
kontex.co.jp

Source: フィナム

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