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【FOCUS IT.】ハーシェル サプライの創設者、ジェイミー・コーマックに訊いたブランドのこと、自身のこと。

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アウトドアやスポーツ、トラベル、ファッションなど様々なカルチャーをブレンドし、オンリーワンのプロダクトを作り続けている〈ハーシェル サプライ(Herschel Supply)〉。シンプルなデザインと機能性に優れたバッグは多くの人々から愛されています。そんな〈ハーシェル サプライ〉の創設者であるジェイミー・コーマックが弊社に来て、ブランドのことや今後の展望について、語ってくれました。

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—〈ハーシェル サプライ〉を立ち上げた経緯について教えてください。

ジェイミー:〈ハーシェル サプライ〉というブランドは兄弟であるリンドンと二人で立ち上げました。考え方がよく似ていて、趣味であるスポーツや旅行、ファッションのテイストも被っていたことから、二人でブランドを始めようと思い立ちました。特に旅が二人とも好きだったので、それに欠かせないバッグを中心に作りたかったんです。

—二人の役割分担はどのような感じなのでしょうか。

ジェイミー:ぼくはクリエイティブな部分とブランドのストーリーを作っています。リンドンはコミュニケーション能力に優れていて、セールスの仕方も上手いので外交的な役割を担っています。上手い具合にバランスが取れているんですよね(笑)。

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—プロダクトを作る上で参考にしていることやものはありますか。

ジェイミー:様々な地域に行って、常にアンテナを張って、色々なものを感じ取るようにしています。そういった旅で出会ったものやことをぼくらのフィルターを通して、コレクションに落とし込んでいます。特にニューヨークやロサンゼルスは欠かさず行ってるし、ロンドン、日本、香港もよく行ってます。必ず一年に一回は訪れたことのない土地に行くようにしています。

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—旅をする上で必ず持参しているものはありますか。

ジェイミー:バッグに入っているアイテムはこんな感じですね。パスポートケースとペンは肌身離さず持っています。ブルーのプラグ変換器はどこの国のコンセントでも使用できるように工夫してあります。ライカのフィルムカメラはモノクロ撮影用で、iPhoneのカメラと使い分けています。サングラスは〈アンクラウド(UNCROWD)〉のもので、バイクに乗るときに使用しています。めがねも同じブランドのものを愛用しています。

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—今回、なぜ日本に来日したんですか。

ジェイミー:先日、韓国・ソウルでフラッグショップがオープンし、5月には原宿にもショップがオープンするので来日しました。原宿のショップは明治通り沿いに出来る予定なので、ぜひ遊びに来て欲しいです。

—アジアに注目しているみたいですが、アジアのファッションシーン、日本のファッションシーンはどう見ているんですか。

ジェイミー:今の世の中はたくさんの情報が電波を通じて、行き交っています。アジアのファッションシーンも徐々に垣根がなくなってきて、フラットになってきています。その中でも、日本の人々はファッションに敏感で、常にアジアのファッションシーンの先端を走っていると思います。その根底としてあるのは、日本独自のカルチャーがしっかりと根付いて、それぞれがリンクし合い、シーンを支えているんじゃないかなと感じています。

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—今後、日本ではどういった展開を考えていますか。

ジェイミー:今年の5月に、「LOVE&GUTS」というスケートカルチャーとアートに特化したイベントが控えています。元々、ぼくもスケートをやっていて、ブランドを始めた当初はスケートショップにアイテムを置かせてもらっていたので、スケートボードに対する想いが強いんです。なので、今回はスケートシーンをサポートしたいと思いました。

—老舗のスケートカンパニーである、〈インディペンデント(INDEPENDENT)〉ともコラボレーションしてますよね。

ジェイミー:そうなんです。リンドンが以前に〈インディペンデント〉が所属していたNHSという会社でレップを行っていたので、スムーズにコラボレーション出来ました。もちろん、ぼくも〈インディペンデント〉のファンの一人です。

—「LOVE&GUTS」とは具体的にどのようなイベントなのでしょうか。

ジェイミー:パット・ノーホー、スティーブ・オルソン、ランス・マウンテンなどのレジェンドスケーターのアート作品の展示を原宿のギャラリーで行います。その後、彼らと一緒に静岡の静波にあるスケートプールでもイベントを開催予定です。

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—最後に今後の展望について教えてください。

ジェイミー:5月に原宿にフラッグショップがオープンするので、そこで日本のユーザーの方々へしっかりとアプローチしていきたいです。今後は、バンクーバー、北アメリカ、中国でもショップが出来るので、グローバルにブランドを展開していきたいですね。

Photo_Erika Ichihara(alpha PR)
Text_Ryotaro Miyazaki


alpha PR
住所:東京都渋谷区神宮前2-6-7 神宮前ファッションビル 4F/6F
電話:03-5413-3546
herschel.com

Source: フィナム

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