その洋服へ対する類稀なアプローチに世界から注目の集まる〈Needles(ニードルズ)〉より、2019年春夏コレクションのルックブックが到着した。今季はヒッピーカルチャーを取り入れた“アウトロー・カントリー”の体現者であるWillie Nelson(ウィリー・ネルソン)を筆頭に、60年代から70年代を取り巻いた多様多種なカルチャーを巧み融合し、現代シーンへと再提案。その世界観は上のルックブックをスクロールすることで体感できるはずだが、ウエスタンからブラックカルチャー、さらにはバスケットボールに至るまで、当時の“個性”がかつて見たことない調和を生み出している。ウエスタンモチーフ、タイダイ、ブリーチ、エスニック、ペイズリー、さらにはアニマルやミリタリーなど、豊富なパターンを〈Needles〉のコレクションひとつに収める清水慶三の造詣の深さと美的感覚は、正真正銘の唯一無二である。
作り手のメッセージが着る人にも直に伝わる非の付け所のない〈Needles〉の2019年春夏コレクション。各アイテムのリリースはまだ先になるが、そのルックブックは一見の価値、否、二度見、三度見の価値があるだろう。
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Source: HYPE BEAST