Sponsored Links

セリーナ・ウィリアムズの全仏での“キャットスーツ”着用を仏テニス連盟が禁止

Sponsored Links

2017年の全豪オープンで見事優勝を飾った後に産休に入り、グランドスラム復帰戦として今年の全仏オープンに出場したアメリカ人テニスプレイヤーのSerena Williams(セリーナ・ウィリアムズ)。グランドスラム(シングルス)で23回の優勝を誇るトップ選手である彼女だが、今回はシングルス4回戦でのMaria Sharapova(マリア・シャラポワ)戦を前に胸筋の問題から試合を棄権、世界中のファンに惜しまれながら今年の全仏オープンからその身を引いていた。

そんな彼女のグランドスラム復帰戦である今年の全仏オープンで試合結果に勝るとも劣らない話題を集めたのが、Serenaが試合中に着用していた“キャットスーツ(全身を覆う体にフィットするタイプのウェア)”だ。そのスーツを身に纏い、コート上で躍進する彼女はまるで映画『ブラックパンサー』に登場キャラクターのようだと世界中から注目を集めていた。実際このスーツは全身に圧力を加えることで彼女が抱える健康上の問題の緩和を目的とするためのものでもあったようだが、それを知ってか知らずか仏テニス連盟(FFT)はそのウェアについて「見た目が相応しくない。大会と場所に敬意を払うべき」としてドレスコードを改定、来年以降の全仏オープンでは着用を認めない方針を明らかにした。

世界中のアスリートらの間で議論を呼んでいる方針決定だが、Serena本人は「彼らには自分たちの望むことを我々に求める権利がある。既に話し合っており、素晴らしい関係を築いている」とした上で「健康上の理由ということを知っていたとしたら、認められていたのではないかとも思う」ともコメント。続けて「他の方法を探すわ。問題児にはなりたくないもの」と笑いを誘うコメントも発表した。

また今回の議論を集めているFFTによる服装規定に関する決定に、そのキャットスーツを制作した〈Nike(ナイキ)〉もウィットに富んだコメントを発表。そこには「彼女からスーパーヒーローのコスチュームを奪ったとしても、彼女自身が持つ“スーパーパワー”は絶対に奪えないよ。#justdoit(原文:You can take the superhero out of her costume, but you can never take away her superpowers. #justdoit)」と記されている。

『HYPEBEAST』がご紹介するその他の注目スポーツ関連トピックの数々もお見逃しなく。

Click here to view full gallery at HYPEBEAST.JP



Source: HYPE BEAST

Sponsored Links
Sponsored Links