『StockX』などがない日本において、『メルカリ』は『ヤフオク!』などと並び、ファッションの重要なマーケットプレイスとなっている。その「メルカリ」が本日、2018年6月期の決算短信を発表した。
連結の売上高は昨年比+62.0%となる357億円を記録。これには日本におけるユーザ基盤の拡大と女性関連以外のカテゴリーの成長が起因しているようだ。その一方で、44億円という膨大な営業赤字が気になるが、これは同社が注力している海外事業への積極投資によるもので、「facebook(フェイスブック)」、「Google(グーグル)」、「Samsung(サムスン)」などでキャリアを積んだ経営陣が牽引するアメリカの事業は、通期の総流通総額(GMV)で27.2%成長と好調に推移している。また、国内の月間アクティブユーザーは前年の同時期と比較して+27.3%を記録し、遂に1,000万人を突破。この急激な成長曲線は2016年から継続しており、今後も国内フリマアプリ市場でのシェア拡大が予想される。
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Source: HYPE BEAST