自動車/バイクメーカーの「Honda(ホンダ)」が、ドイツで開催中の「2017年フランクフルトモーターショー」にてEVコンセプトカー“Honda Urban EV Concept(以下Urban EV)”を発表。
将来の量産EVモデルの技術とデザインの方向性を示すコンセプトモデルとして生み出されたUrban EVは、新開発のEV専用プラットフォームを採用。このUrban EVをベースにした量産EVを2019年内にヨーロッパ市場にて発売することも同時に明らかにしている。
「Honda」が誇る名車シビックの初代モデル(1972年発売)を彷彿とさせるそのデザインは同社によると「“キビキビした走りの楽しさ”と“愛着を感じる親しみやすさ”をシンプルかつアイコニックに表現」したとのこと。フロントグリルにあたる部分には充電状況やドライブへの助言、挨拶などを多言語で表示できるディスプレイが搭載され、車内にはダッシュボード上に横長の大型ディスプレイを配置。AI技術を用いたアシスタント機能によって走行情報のほか、パーソナルコンシェルジュ機能によるドライバーのライフスタイルや過去の行先、嗜好を学習して状況に応じた提案、ドライバーの表情や声の調子からストレス状況を判断して安全運転のサポートを行うなど“人とクルマとの新しい関係性”を提案するとのこと。
新たな電気自動車の可能性を押し広める日本の「Honda」。このUrban EVは欧州市場のみが対象とのことだが、発売が予定されている2019年はもうわずか1年半後。引き続き未来へと躍進するその動向をフォローしていこう。
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Source: HYPE BEAST