1989年公開の映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』内に登場した〈Nike(ナイキ)〉による近未来フットウェアNike MAG(ナイキ マグ)のオリジナルモデルが『eBay』上に出現。
Michael J. Fox(マイケル・J・フォックス)扮する主人公のMarty McFly(マーティ・マクフライ)が劇中に着用した本モデルは、〈Nike〉の数々のレジェンドモデルを生み出してきたスニーカー界の巨匠・Tinker Hatfield(ティンカー・ハットフィールド)が未来を想像してデザインしたシューズ。その後2011年、2016年とレプリカモデルが限定リリースされているが、今回の出品アイテム(左右セットではなく左足のみ)は、映画公開当時に生産された数少ないシューズの1つであり、〈Nike〉長年勤めていた従業員が所有していたとのこと。2017年11月に同モデルがオークションに登場した際は、20万ドル(約2200万円)という驚異的な価格で落札されているが、本稿執筆時点の入札価格は9万ドル(約995万円)超え。また、写真を見れば一目瞭然だが、本シューズが生産されてから30年近くの歳月が経っていることもあって、劣化がかなり進行しており、かかと部分が完全に崩壊していることが確認できる。そのため、落札の条件としてオレゴン州ポートランドでの手渡しが可能な方のみとなるようだ。上のフォトロールより、この歴史的な1足のディテールをチェックしてみよう。
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UPDATE:世界中の映画ファン及びスニーカーヘッズの注目を集めていたオークションがついに終了。〈Supreme〉をメインに様々なストリートファッション情報を発信するInstagramアカウント@supreme_leaks_newsによると、その最終落札価格はなんと92,100ドル(約1,022万円)。加水分解しまくりのボロボロの状態ではあるが、高級車が1台購入できるほどの価格で取引されたようだ。
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Source: HYPE BEAST