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東京デザイナーに10の質問 ── MATSUFUJI 編

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楽天ファッション・ウィーク東京:MATSUFUJIにフォーカス

東京のファッションシーン

東京のファッションシーンにとって、いまや年に2度訪れる風物詩となった「Rakuten Fashion Week TOKYO(楽天ファッション・ウィーク東京)」。ストリートとハイエンド、伝統と革新が交錯するこの舞台は、単なるコレクション発表の場ではなく、次世代の価値観や美学がリアルタイムで更新される現場だ。今季も、国内外から注目を集める全33ブランドが参加し、東京ならではの熱気を放っている。

Hypebeastの独自視点

そんな中、『Hypebeast』では独自の視点でフィーチャーすべきブランドをセレクト。単なるルックの紹介やトレンドの分析にとどまらず、デザイナー自身の言葉からそのクリエイションの核に迫る短期連載企画を敢行する。題して“東京デザイナーに訊く10の質問”。創作の源泉から日常のインスピレーション、そして未来のビジョンに至るまで、彼らのパーソナリティを掘り下げることで、ランウェイの向こう側にあるストーリーを明らかにしていく。

MATSUFUJI紹介

2020年秋冬コレクションよりスタートした〈MATSUFUJI(マツフジ)〉は、「個人の特有性を認識できる衣服」をコンセプトに掲げるブランドだ。デザイナーの松藤勉が手掛け、日常に潜む個人の所作や身体性に着目した服作りを展開している。松藤はコレクションブランドにて企画デザインから生産管理まで幅広い業務を経験したのち、自身のブランドを設立。2020年秋冬シーズンよりコレクションを発表している。2026年には、若手デザイナーの国際的な活躍を支援するプログラムである「TOKYO FASHION AWARD」を受賞。


松藤勉への10の質問

Q1.2026年秋冬シーズンのコレクションテーマを一言で表すと?

「DIGNITY」。

Q2.今回のデザインを進める上で、特にインスピレーション源となったものは?

フィンランドの映画監督 アキ・カウリスマキの労働者三部作をインスピレーション源にしています。

Q3.2020年秋冬にMATSUFUJIを立ち上げた背景や、ブランドを始めたきっかけを教えてください。

前職ブランドの解散が独立のきっかけです。これを気に自分の視点での物作りをしたいと思い立ち上げました。

Q4.MATSUFUJIの強みを教えて下さい。

クラシックな服の構造やディテールを尊重しながら、シルエットや素材で現代的なバランスに再編集している点だと思います。少し違和感みたいなものを感じてもらえる服作りを意識しています。

Q5.ファッションに興味を持ったのはいつ頃ですか?

10代の頃に洋服を通して自分の好きなことや、個性を人に伝えられるということを知り興味を持ちました。

Q6.使用した生地や素材において、特にこだわったポイントは?

粗野さと繊細さ、無骨さと優美さを同居させるような生地作りを意識しました。ワークウェアに通じる堅牢なウールにシルクやカシミアといった柔らかく光を帯びる糸を掛け合わせたり、表と裏で違う見え方のする糸を接結編みで一枚の生地として構成するなど、素材にテーマ性を宿らせることを大切にしています。

Q7.尊敬するデザイナー、またはライバルだと感じている(あるいは共感する)デザイナーはいますか?

特定の1人というより、長く服を作り続けているデザイナーの方達を尊敬しております。服に限らず職人や作家など、自分の手で時間をかけてものづくりに向き合っている人たちから影響を受けています。

Q8.東京ファッションウィークという舞台で発表する意義をどのように感じていますか?

東京は様々な価値観や文化が交差する都市だと思っています。その場所で、自分たちの考える美意識や価値観を提示できることに意味を感じています。

Q9.今季のコレクションを通して、観客や着る人にどんなメッセージを届けたいですか?

自分の個性を大切にする美しさを伝えたいです。

Q10.MATSUFUJIとして今後の展望、または挑戦してみたいことはありますか?

Tokyo Fashion Award 2026を受賞させていただきパリで展示会を行う機会もいただいたので、そうした場を通して継続的に多くの方にMATSUFUJIの服を見ていただけたら嬉しいです。

結論

松藤勉のMATSUFUJIは個性を尊重し、現代的なバランスを追求するブランドとして注目を集めています。彼のデザイン哲学やインスピレーション源に触れることで、ファッションの新たな

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