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Back to Film:アーティスト、トッド・フランシスが切り取った東京の風景

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先週の〈HUF(ハフ)〉クリエイティブチームに続き、『HUF HARAJUKU』の店内に鎮座する鳩のスカルプチャーを制作したTodd Francis(トッド・フランシス)のフォトダイアリーをお届け。Todd Francisは、〈ANTIHERO(アンタイヒーロー)〉のオリジナルイーグルロゴのデザインをはじめ、数々のスケートブランドへの作品提供や西海岸のストリートカルチャーと関わりの深いアーティストだ。 4月20日(金)にオープンした『HUF HARAJUKU』の限定アイテムのグラフィックなども担当している彼に来日の感想を聞いたショートインタビューも以下よりご紹介。そして上のフォトギャラリーからは、そんなアメリカ・西海岸のアーティストが切り取った東京の街をご覧あれ。

– HUF HARAJUKUストアのアートピース制作の依頼が来た時、あの鳩を作ろうというのはすぐに決まったことでしたか? ブランド側から細かいリクエストがあったりしましたか?

初めに店舗のコンセプト聞いた時、既にサンフランシスコがテーマにあるってことだったから、鳩っていう案はすぐに出て来たよ。鳩のスカルプチャーを作るのは自分にとって初めてのことだったけど、Keithとコンセプトを話し合った初期の段階で、あのデカくてテカテカしたスカルプチャーを作ろうっていうのは簡単に決まったね。

– 制作過程はどんなものでしたか?

楽しかったよ。ロサンゼルスにある『Pretty In Plastic』っていうファクトリーと一緒に制作したんだ 。『Pretty In Plastic』は、これまでCleon Peterson(クレオン・ピーターソン)とか、たくさんの素晴らしいアーティストと立体作品の仕事をしていて、すごく信頼できるところなんだ。 デザインプロセスも円滑だったよ。これまでのたくさんの鳩のドローイングを基に、細かくサイズを決めながら建築物みたいな立体の設計図を作るんだ。それを『Pretty In Plastic』のみんなと形にしたんだよ。

– 今回の来日は何回目ですか?

実はこれが初めての日本なんだ。最高だね。原宿と渋谷を行ったり来たりして感動したのは、街の密度と、その街のいたるところを歩き回る人たち全員だ。ステッカーやグラフィティもいろんな場所にあったね。素晴らしいよ。それに、この街ではリテールストアがしっかりと機能しているということにも感銘を受けたね。みんな実際に店舗に足を運び、肌でプロダクトを感じるっていう、店舗本来の意味合いがしっかり機能していると思う。実体験感の薄いオンラインショッピングじゃなく、モノに触れて、近くで見て購入するっていう行為を見るのはとても気持ちのいいことだって改めて思い知らされたよ。

– 今は、どんな人でもソーシャルメディアで好きなものを見つけられますが、Toddの若い頃はどうでしたか?どんなものを媒介に、アートへの興味関心を深めていましたか?

本だね。というか印刷物。コミックブックスや、『National Geographi』とか『Heavy Metal』の雑誌なんかをよく見てたよ。恐竜とかスニーカーのことが書いてあるものが多かったな。俺は割と静かな子供で、そういう雑誌を眺めながら、スニーカーや恐竜の絵ばっかり描いてたよ。

– 日本のアーティストで、仲の良い人や、好きな作家は誰ですか?

今回の滞在でHaroshiと仲良くなったよ。前から彼の作品が好きだったんだ。それと、葛飾北斎のスケッチは昔から大好きで持ってるよ。北斎の完成作品より、スケッチの方が好きなんだ。

– 滞在中のお気に入りのレストランはありましたか?

全部の店の名前を覚えてるわけじゃないけど、全部の店が美味しかったのは覚えてるよ!最後の日は『すしざんまい』に行って腹一杯食べたし、その前の夜は、遅くに『俺流塩らーめん』に行った(笑)。日本にいる間に5、6kg太ったんじゃないかな(笑)。

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Source: HYPE BEAST

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