Rewrite
アメリカンカルチャーにルーツを持ち、“永年着られる飽きのこない本物の男服”をコンセプトに1999年に始動した〈BEAMS PLUS(ビームス プラス)〉。その〈BEAMS PLUS〉が、米ニュージャージー州出身で現在はニューヨークを拠点に活動するファッションディレクター、クリス・エシェヴァリア(Chris Echevarria)による〈ACADEMY by Blackstock & Weber(アカデミー バイ ブラックストック アンド ウェーバー)〉とタッグを組み、カプセルコレクション “ORIENTATION(オリエンテーション)”を11月21日(金)にリリースする。
本コレクションは、両ブランドにとっての「最初のコレクション(入門編)」であると位置づけられ、素晴らしいパートナーシップの始まりを意味する。スクールユニフォームの要素を軸にしたスモールコレクションは、クラシックとスポーツ、フォーマルとストリートを横断しながら、現代的な解釈による“新世代のプレップスタイル”を提示している。
今回の『Hypebeast』ではコレクションのローンチを記念して、〈BEAMS PLUS〉ディレクターの溝端秀基とクリス・エシェヴァリアにインタビューを実施。出会いの経緯からコレクション誕生の裏側、そして彼らが思い描く“これからのプレップスタイル”について話を聞いた。
Hypebeast:まず最初に、クリスさんが〈BEAMS PLUS〉や溝端さん、チームのことを知ったきっかけについて教えてください。初めてお会いしたのはいつごろですか?
クリス・エシェヴァリア(以下、C):僕が〈BEAMS PLUS〉を知ったのは2007年頃、『J.Crew Liquor Store』で働いていた頃。そこで出会ったメンターの1人が日本へのリサーチ旅行から戻ったばかりで、現地のシーンについて教えてくれたんです。彼が『POPEYE』や『2nd』といった、それまで見たこともない雑誌を見せてくれました。当時はまだ日本に行く余裕はありませんでしたが、印刷物を通じて日本へ旅する方法を発見したのです。日本のファッション文化、特に〈BEAMS PLUS〉がアメリカのクラシックを再解釈する手法を理解することに夢中になりました。
〈BEAMS PLUS〉の素晴らしい点は、単にヴィンテージ品を模倣しているだけではないことでした。彼らはそれらを再解釈していたのです。その魂は保ちつつ、現代的で着やすい感覚に仕上げていると思っています。
溝端さんが、クリスさんを知ったきっかけや初対面の印象を教えてください。
溝端秀基(以下、M):僕がクリスと初めて会ったのは今年の3月です。クリスが日本に来てくれたタイミングで、バイヤーのGONZO(小林景太:BEAMS メンズカジュアルバイヤー)が紹介してくれました。それ以前からニューヨークで〈Blackstock & Weber(ブラックストック アンド ウェーバー)〉を運営していることは知っていましが、実際に話してみると、彼の生い立ちやブランド哲学、ファッションに対する考え方など共感できる部分が多く、その場で「一緒にもの作りをしてみたい」とすぐに思いましたね。
クリスさんのブランドやスタイルは、現地ニューヨークでどのように受け入れられていると思いますか?
M:クリスがブランドを始めた頃はアイビー・プレッピースタイルはほとんど浸透していなかったと思います。しかし最近は〈J.PRESS ORIGINALS(ジェイプレス オリジナルス)〉の復活などもあり、ポップで現代的なアイビースタイルが少し戻ってきていて、今ではニューヨークのストリートやファッションアイコン、セレブリティにまで着用されている存在になっているんですよ。
そうだったんですね。それでは、今回のコラボレーションはどのように始まりましたか?
C:まず僕のオフィスでハリー(溝端秀基)や〈BEAMS PLUS〉のメンバーにアイテムやチームを紹介し、お互いにアイデアを出し合いました。さらに僕の育ったニュージャージーの街も案内し、お気に入りのピザ屋や自宅、学校、ブランド名の由来となった通りまで見せて、バックグラウンドやデザインのインスピレーションを直接伝えました。その後、即興でデザインを決め、一度のサンプルで完成し、意見の食い違いもほとんどなく、スムーズにコラボが進みましたね。
M:クリスが自分の故郷を案内してくれたことで、彼のブランド哲学や価値観を自然に理解できました。言葉だけではなく、感覚や価値観の一致を強く感じられた瞬間だったと思います。
目次
“入学式”をテーマにした、新しい出会いとスタートの象徴
コレクションのテーマ “ORIENTATION(≒入学式)”はどのように決まったのですか?
M:クリスと話し合って決めました。スクールユニフォームの世界観を軸に、「入学式=ここから自分たちの物語が始まる」という意味を込めています。初めて会う瞬間や自己紹介のワクワク感を服で表現したかったんですよね。
C:僕のプレップスクール時代の経験がベースになっています。学校の制服やルール、学生生活で感じたことをコレクションに落とし込んでいるので、「入学式」というコンセプトは自然にハマりました。
M:つまり、このコレクションは“出会い”と“スタート”の象徴です。クリスとの共同作業の中で生まれた物語を服で表現しています。
C:若さそのものを捉えること。未知なるものへの感覚、次に何が起きるか分からずにただ挑戦できる自由。大人になった僕たちは皆、若い頃の自分に誇れるように努力している。このコレクション、〈BEAMS PLUS〉とのコラボレーションは、若いクリスにとって非常に誇らしい瞬間です。
今回のコラボレーションで、〈BEAMS PLUS〉として最も重視したポイントは何でしたか?
M:〈BEAMS PLUS〉の強みをどれだけ落とし込めるかが一番のポイントでした。私たちは突飛なデザインを作るタイプではないので、普遍的でベーシックなものの中にどう新しい価値を見いだすか、それが最大の表現です。
素材やアイテム作りにもその考えは反映されているのですか?
M:はい。“ORIENTATION”がテーマなので、多くの人に愛されるものが軸です。ハリスツイードのパッチワークやクリスの愛犬をモチーフにしたプリントTシャツなど、〈BEAMS PLUS〉のフィルターを通してより多くの人に楽しんでもらえる工夫をしています。
クラシックとモダンを融合。自由な着こなしで提案する新世代アイビースタイル
このコレクションはどんな人に届けたいですか?
C:理解できる人は、理解できるはず。誰かを説得しようとしているわけではないのです。作品が自ら語ってくれるでしょう。
日本でイメージされる一般的なアイビースタイルとの違いは意識しましたか?
M:そうですね。日本で考えられているアイビーはルールに縛られすぎている印象がありまして。そこで今回は、スウェットやTシャツをスポーツコート(ジャケット)と組み合わせることで、ユニフォームを自由に着崩す新しい解釈を提案しました。ルールに縛られない自由さの中でファッションが生きる、という感覚を表現しています。
〈Blackstock & Weber〉のインラインからセレクトされたシューズについても教えてください。
M:今回選んだ〈Blackstock & Weber〉のシューズは非常にベーシックなモデルです。定番を選ぶことで、ベーシックだけど深みのある表現にしています。
今回のコラボレーションを終えて、今の率直な気持ちは?
C:これは本当に夢が叶った瞬間です。〈BEAMS PLUS〉のパートナーの1人として関われることを誇りに思っています。チームも素晴らしく、今後は旧友に会うような感覚で毎回訪問できますね(笑)。今回のプロジェクトは、多くの人に刺激を与え、ワードローブに素晴らしいピースを届けられると信じています。
M:今回のコラボレーションは、クリスの自由な発想と〈BEAMS PLUS〉の普遍的な価値観がぶつかり合い、非常に自然に融合できたプロジェクトでした。日本とアメリカ、それぞれのプレッピー文化の違いを肌で感じながら、新しい世代のアイビースタイルを提案できたことに大きな手応えを感じています。クリスとの協業は、僕にとっても学びの多い経験でしたし、この先のコレクション作りに向けた大きな刺激になりました。
〈BEAMS PLUS〉と〈ACADEMY by Blackstock & Weber〉のコラボレーションによるスモールカプセルコレクション。テーマは「入学式=新しい始まり」で、スクールユニフォームの要素を軸にしながら、クラシックとスポーツ、フォーマルとストリートを横断する現代的な“新世代プレップスタイル”を提案。 ウェアは〈BEAMS PLUS〉が請け負い、全て日本で製作され、シューズは〈Blackstock & Weber〉のインラインから厳選した3モデルを日本国内で初展開。クラシックなアメリカントラディショナルの美学をベースに、現代的な解釈を加えたラインナップとなっている。
さらに、本コラボレーションを記念し、2025年11月17日(月)から2026年1月31日(土)の期間、〈Blackstock & Weber〉のニューヨーク旗艦店『242 Mulberry Street』にて〈BEAMS PLUS〉のポップアップストアが開催決定。このポップアップでは、クリス氏の厳選した〈BEAMS PLUS〉のインライン商品が、『242 Mulberry Street』で初めて展開される予定だ。
Bal Collar Coat Harris Tweed Patchwork
4種類の異なるハリスツイードを組み合わせたパッチワークコート。トラディショナルなバルマカーンコートを踏襲しつつ、表地と裏地の間には透湿・防風フィルム「サイトスインナー」を採用。クラシックな佇まいの中に、現代的な構築美と機能性を取り入れたアイテムだ。価格は12万1,100円(税込)。
3B Jacket Harris Tweed Patchwork
1960年代のアメリカのスポーツコートをベースに、3ボタン段返り、センターフックベント、パッチポケット仕様のオーセンティックなディテールを踏襲。メタルボタン(ウォーターバリー社製)と本コラボレーション用のエンブレムパッチがアクセントになっており、アメリカンブレザーのエッセンスを残しつつ、素材やカッティングで現代的なアメリカントラディショナルを表現している。価格は99,000円(税込)。
Sweat Hooded / Sweat Pants
1960年代のビンテージスウェットをベースに再構築し、クラシックなディテールを踏襲しながら、ジグザグのカラーステッチで遊びを加えたセットアップ。低速編み機“アズマ編み機”を使用する事で、生地にテンションをかけず、空気を含んだふっくらとした肌触りが魅力的。また、今回は当時のアスレチックウェアに見られる、縦方向の縮みを抑える横地取りで製作。価格はフーディが22,000円、パンツが23,100円(共に税込)。
Print Ringer T-shirt
クリスの愛犬をモチーフにした“ACADEMY BAND”グラフィックを採用。ボディには日本の紡績技術から生まれた「The raffy ball」という生地を使用。旧式の紡績機と日本の高い技術により、糸自体に球体(ボール)を作る事で、凹凸感ある風合いが魅力的。ホワイトボディにネイビーのリンガーを組み合わせ、クラッキング風プリントでヴィンテージライクなリンガーTシャツが完成した。価格は12,100円(税込)。
The Ellis / The Clásico / The Mason
〈Blackstock & Weber〉を代表するローファー3型が日本初登場。ポルトガル製ハンドメイドで、デュプイ社の上質なレザーとVibramラグソールを使用し、全天候対応の“オールウェザー・オールシーズン”仕様で仕上げられた。
発売日:2025年11月21日(金)
販売店舗:
BEAMS オンラインショップ
ビームス プラス 丸の内
242 Mulberry Street(Blackstock & Weber flagship)
(*ローファー3型のみ、国内では12月中旬発売予定)
in HTML format, including tags, to make it appealing and easy to read for Japanese-speaking readers aged 20 to 40 interested in fashion. Organize the content with appropriate headings and subheadings (h1, h2, h3, h4, h5, h6), translating all text, including headings, into Japanese. Retain any existing
tags from
アメリカンカルチャーにルーツを持ち、“永年着られる飽きのこない本物の男服”をコンセプトに1999年に始動した〈BEAMS PLUS(ビームス プラス)〉。その〈BEAMS PLUS〉が、米ニュージャージー州出身で現在はニューヨークを拠点に活動するファッションディレクター、クリス・エシェヴァリア(Chris Echevarria)による〈ACADEMY by Blackstock & Weber(アカデミー バイ ブラックストック アンド ウェーバー)〉とタッグを組み、カプセルコレクション “ORIENTATION(オリエンテーション)”を11月21日(金)にリリースする。
本コレクションは、両ブランドにとっての「最初のコレクション(入門編)」であると位置づけられ、素晴らしいパートナーシップの始まりを意味する。スクールユニフォームの要素を軸にしたスモールコレクションは、クラシックとスポーツ、フォーマルとストリートを横断しながら、現代的な解釈による“新世代のプレップスタイル”を提示している。
今回の『Hypebeast』ではコレクションのローンチを記念して、〈BEAMS PLUS〉ディレクターの溝端秀基とクリス・エシェヴァリアにインタビューを実施。出会いの経緯からコレクション誕生の裏側、そして彼らが思い描く“これからのプレップスタイル”について話を聞いた。
Hypebeast:まず最初に、クリスさんが〈BEAMS PLUS〉や溝端さん、チームのことを知ったきっかけについて教えてください。初めてお会いしたのはいつごろですか?
クリス・エシェヴァリア(以下、C):僕が〈BEAMS PLUS〉を知ったのは2007年頃、『J.Crew Liquor Store』で働いていた頃。そこで出会ったメンターの1人が日本へのリサーチ旅行から戻ったばかりで、現地のシーンについて教えてくれたんです。彼が『POPEYE』や『2nd』といった、それまで見たこともない雑誌を見せてくれました。当時はまだ日本に行く余裕はありませんでしたが、印刷物を通じて日本へ旅する方法を発見したのです。日本のファッション文化、特に〈BEAMS PLUS〉がアメリカのクラシックを再解釈する手法を理解することに夢中になりました。
〈BEAMS PLUS〉の素晴らしい点は、単にヴィンテージ品を模倣しているだけではないことでした。彼らはそれらを再解釈していたのです。その魂は保ちつつ、現代的で着やすい感覚に仕上げていると思っています。
溝端さんが、クリスさんを知ったきっかけや初対面の印象を教えてください。
溝端秀基(以下、M):僕がクリスと初めて会ったのは今年の3月です。クリスが日本に来てくれたタイミングで、バイヤーのGONZO(小林景太:BEAMS メンズカジュアルバイヤー)が紹介してくれました。それ以前からニューヨークで〈Blackstock & Weber(ブラックストック アンド ウェーバー)〉を運営していることは知っていましが、実際に話してみると、彼の生い立ちやブランド哲学、ファッションに対する考え方など共感できる部分が多く、その場で「一緒にもの作りをしてみたい」とすぐに思いましたね。
クリスさんのブランドやスタイルは、現地ニューヨークでどのように受け入れられていると思いますか?
M:クリスがブランドを始めた頃はアイビー・プレッピースタイルはほとんど浸透していなかったと思います。しかし最近は〈J.PRESS ORIGINALS(ジェイプレス オリジナルス)〉の復活などもあり、ポップで現代的なアイビースタイルが少し戻ってきていて、今ではニューヨークのストリートやファッションアイコン、セレブリティにまで着用されている存在になっているんですよ。
そうだったんですね。それでは、今回のコラボレーションはどのように始まりましたか?
C:まず僕のオフィスでハリー(溝端秀基)や〈BEAMS PLUS〉のメンバーにアイテムやチームを紹介し、お互いにアイデアを出し合いました。さらに僕の育ったニュージャージーの街も案内し、お気に入りのピザ屋や自宅、学校、ブランド名の由来となった通りまで見せて、バックグラウンドやデザインのインスピレーションを直接伝えました。その後、即興でデザインを決め、一度のサンプルで完成し、意見の食い違いもほとんどなく、スムーズにコラボが進みましたね。
M:クリスが自分の故郷を案内してくれたことで、彼のブランド哲学や価値観を自然に理解できました。言葉だけではなく、感覚や価値観の一致を強く感じられた瞬間だったと思います。
“入学式”をテーマにした、新しい出会いとスタートの象徴
コレクションのテーマ “ORIENTATION(≒入学式)”はどのように決まったのですか?
M:クリスと話し合って決めました。スクールユニフォームの世界観を軸に、「入学式=ここから自分たちの物語が始まる」という意味を込めています。初めて会う瞬間や自己紹介のワクワク感を服で表現したかったんですよね。
C:僕のプレップスクール時代の経験がベースになっています。学校の制服やルール、学生生活で感じたことをコレクションに落とし込んでいるので、「入学式」というコンセプトは自然にハマりました。
M:つまり、このコレクションは“出会い”と“スタート”の象徴です。クリスとの共同作業の中で生まれた物語を服で表現しています。
C:若さそのものを捉えること。未知なるものへの感覚、次に何が起きるか分からずにただ挑戦できる自由。大人になった僕たちは皆、若い頃の自分に誇れるように努力している。このコレクション、〈BEAMS PLUS〉とのコラボレーションは、若いクリスにとって非常に誇らしい瞬間です。
今回のコラボレーションで、〈BEAMS PLUS〉として最も重視したポイントは何でしたか?
M:〈BEAMS PLUS〉の強みをどれだけ落とし込めるかが一番のポイントでした。私たちは突飛なデザインを作るタイプではないので、普遍的でベーシックなものの中にどう新しい価値を見いだすか、それが最大の表現です。
素材やアイテム作りにもその考えは反映されているのですか?
M:はい。“ORIENTATION”がテーマなので、多くの人に愛されるものが軸です。ハリスツイードのパッチワークやクリスの愛犬をモチーフにしたプリントTシャツなど、〈BEAMS PLUS〉のフィルターを通してより多くの人に楽しんでもらえる工夫をしています。
クラシックとモダンを融合。自由な着こなしで提案する新世代アイビースタイル
このコレクションはどんな人に届けたいですか?
C:理解できる人は、理解できるはず。誰かを説得しようとしているわけではないのです。作品が自ら語ってくれるでしょう。
日本でイメージされる一般的なアイビースタイルとの違いは意識しましたか?
M:そうですね。日本で考えられているアイビーはルールに縛られすぎている印象がありまして。そこで今回は、スウェットやTシャツをスポーツコート(ジャケット)と組み合わせることで、ユニフォームを自由に着崩す新しい解釈を提案しました。ルールに縛られない自由さの中でファッションが生きる、という感覚を表現しています。
〈Blackstock & Weber〉のインラインからセレクトされたシューズについても教えてください。
M:今回選んだ〈Blackstock & Weber〉のシューズは非常にベーシックなモデルです。定番を選ぶことで、ベーシックだけど深みのある表現にしています。
今回のコラボレーションを終えて、今の率直な気持ちは?
C:これは本当に夢が叶った瞬間です。〈BEAMS PLUS〉のパートナーの1人として関われることを誇りに思っています。チームも素晴らしく、今後は旧友に会うような感覚で毎回訪問できますね(笑)。今回のプロジェクトは、多くの人に刺激を与え、ワードローブに素晴らしいピースを届けられると信じています。
M:今回のコラボレーションは、クリスの自由な発想と〈BEAMS PLUS〉の普遍的な価値観がぶつかり合い、非常に自然に融合できたプロジェクトでした。日本とアメリカ、それぞれのプレッピー文化の違いを肌で感じながら、新しい世代のアイビースタイルを提案できたことに大きな手応えを感じています。クリスとの協業は、僕にとっても学びの多い経験でしたし、この先のコレクション作りに向けた大きな刺激になりました。
〈BEAMS PLUS〉と〈ACADEMY by Blackstock & Weber〉のコラボレーションによるスモールカプセルコレクション。テーマは「入学式=新しい始まり」で、スクールユニフォームの要素を軸にしながら、クラシックとスポーツ、フォーマルとストリートを横断する現代的な“新世代プレップスタイル”を提案。 ウェアは〈BEAMS PLUS〉が請け負い、全て日本で製作され、シューズは〈Blackstock & Weber〉のインラインから厳選した3モデルを日本国内で初展開。クラシックなアメリカントラディショナルの美学をベースに、現代的な解釈を加えたラインナップとなっている。
さらに、本コラボレーションを記念し、2025年11月17日(月)から2026年1月31日(土)の期間、〈Blackstock & Weber〉のニューヨーク旗艦店『242 Mulberry Street』にて〈BEAMS PLUS〉のポップアップストアが開催決定。このポップアップでは、クリス氏の厳選した〈BEAMS PLUS〉のインライン商品が、『242 Mulberry Street』で初めて展開される予定だ。
Bal Collar Coat Harris Tweed Patchwork
4種類の異なるハリスツイードを組み合わせたパッチワークコート。トラディショナルなバルマカーンコートを踏襲しつつ、表地と裏地の間には透湿・防風フィルム「サイトスインナー」を採用。クラシックな佇まいの中に、現代的な構築美と機能性を取り入れたアイテムだ。価格は12万1,100円(税込)。
3B Jacket Harris Tweed Patchwork
1960年代のアメリカのスポーツコートをベースに、3ボタン段返り、センターフックベント、パッチポケット仕様のオーセンティックなディテールを踏襲。メタルボタン(ウォーターバリー社製)と本コラボレーション用のエンブレムパッチがアクセントになっており、アメリカンブレザーのエッセンスを残しつつ、素材やカッティングで現代的なアメリカントラディショナルを表現している。価格は99,000円(税込)。
Sweat Hooded / Sweat Pants
1960年代のビンテージスウェットをベースに再構築し、クラシックなディテールを踏襲しながら、ジグザグのカラーステッチで遊びを加えたセットアップ。低速編み機“アズマ編み機”を使用する事で、生地にテンションをかけず、空気を含んだふっくらとした肌触りが魅力的。また、今回は当時のアスレチックウェアに見られる、縦方向の縮みを抑える横地取りで製作。価格はフーディが22,000円、パンツが23,100円(共に税込)。
Print Ringer T-shirt
クリスの愛犬をモチーフにした“ACADEMY BAND”グラフィックを採用。ボディには日本の紡績技術から生まれた「The raffy ball」という生地を使用。旧式の紡績機と日本の高い技術により、糸自体に球体(ボール)を作る事で、凹凸感ある風合いが魅力的。ホワイトボディにネイビーのリンガーを組み合わせ、クラッキング風プリントでヴィンテージライクなリンガーTシャツが完成した。価格は12,100円(税込)。
The Ellis / The Clásico / The Mason
〈Blackstock & Weber〉を代表するローファー3型が日本初登場。ポルトガル製ハンドメイドで、デュプイ社の上質なレザーとVibramラグソールを使用し、全天候対応の“オールウェザー・オールシーズン”仕様で仕上げられた。
発売日:2025年11月21日(金)
販売店舗:
BEAMS オンラインショップ
ビームス プラス 丸の内
242 Mulberry Street(Blackstock & Weber flagship)
(*ローファー3型のみ、国内では12月中旬発売予定)
and integrate them seamlessly into the new content without adding new tags. Ensure the new content is fashion-related, written entirely in Japanese, and approximately 1500 words. Conclude with a “結論” section and a well-formatted “よくある質問” section. Avoid including an introduction or a note explaining the process.



















