〈エルメス(Hermès)〉が主催する馬術障害飛越競技大会「ソー・エルメス」。世界から名だたる騎手とその愛馬が集まり、パリの「グラン・パレ」で熱戦を繰り広げています。
今年3月に行われた「ソー・エルメス」の第9回で、障害馬術のカレン・ポーリー選手が日本人として初めて、〈エルメス〉のパートナーライダーに選ばれたことが発表されました。カレン選手は現在26歳。東京で生まれ、アメリカで育ち、イェール大学を卒業。子供のころから乗馬に親しみ、学生時代は馬術と学業を両立。昨年、フロリダで開催された国際馬術連盟が公認する「CSI 5*」(国際障害馬術競技)の大会で日本人として初めて優勝したそう。
〈エルメス〉のパートナーライダーはカレン選手を含めて20人。もともと馬具の工房として創業したこのメゾンならではの取り組みで、選手たちをサポートしつつ、彼らの意見を製品開発に取り入れながら、クオリティの高いものを作り続けています。
馬術はオリンピック競技のひとつ。この機会に2020年東京大会を目指す、カレン選手に注目してみてはどうでしょうか。
©AppaWoosa
Text_Ryo Muramatsu
ソー・エルメス
www.sauthermes.com
Source: フィナム