日比谷に新たな息吹を。247坪にさまざまなカルチャーを集めた、ヒビヤセントラルマーケットがオープンします。

約60店鋪に及ぶショップ&レストランやオフィス、映画館、空中庭園、広場空間が集約された、複合施設「東京ミッドタウン日比谷」。東京の新たなカルチャーのハブとして、注目が集まっています。

その「東京ミッドタウン日比谷」の3階に、クリエイティブディレクターとして活躍している南貴之と老舗書店の「有隣堂」が手掛ける、複合型ショップ「HIBIYA CENTRAL MARKET（ヒビヤセントラルマーケット）」が3月29日（木）にオープンします。

237坪という広めのフロアには、様々なジャンルの中から厳選された9つのショップが軒を連ねています。各ショップには、南貴之が考える売り手と買い手が出会う場所である”マーケット”が表現されています。ショッピングをしたり、食事をしたり、行き交う人を眺めたりと、マーケットでの過ごし方は十人十色です。各土地にあるマーケットを訪れたときのワクワク感が、ここでは体感することができます。

Library

「ヒビヤセントラルマーケット」の象徴である、「ライブラリー（Library）」は世界中からピックアップされたウェアや雑貨、ヨーロッパのヴィンテージ家具を販売しています。什器であり、商品でもある家具は売れるたびに入れ替えを行うので、内装が変化していくのも見所です。

Graphpaper

ギャラリーやセレクトショップにも属さずに、ユニークな事柄を発信している「グラフペーパー（Graphpaper）」も展開しています。アドバイザーであるスタイリストの二村毅と南貴之がチョイスしたハイクオリティなアイテムに加えて、日比谷という立地ならではのアイテムもラインナップしています。

AND COFFEE ROASTERS、有隣堂、FreshServiceが隣接する小売店型ショップ

こちらは熊本発のスペシャリティコーヒーを提供している「アンドコーヒーロースターズ（AND COFFEE ROASTERS）」、「有隣堂」、「フレッシュサービス（FreshService）」をまとめた小売店型のショップです。ハンドドリップによる美味しいコーヒーを飲みながら、デイリーマガジンや日用品の購入が出来ます。

一角

さらにフードコートも充実した内容となっています。「メゾンサンカントサンク（MAISON CINQUANTE-CINQ）」を手掛けた丸山智博による「一角」では、唐揚げやハイボール、蕎麦などの馴染み深い食事やお酒も堪能出来るとか。

そのほかにも、オフィスワーカー向けの理容や女性向けの顔剃りサービスも行う「理容ヒビヤ」やフランスのデッドストックのヴィンテージフレームを取り扱うアイウェアショップ「コンベックス（CONVEX）」、ミリタリーテントのファザードが印象的なイベントスペース「テントギャラリー（Tent gallery）」など、237坪にギュッと凝縮された空間は圧巻です。

帝国劇場や日比谷公会堂、東京宝塚劇場など芸術と文化を育んできた日比谷に新たな息吹を吹かすであろう「ヒビヤセントラルマーケット」。様々なカルチャーが集まったカオスティックな”マーケット”はぜひ一度訪れる価値があるんじゃないんでしょうか。

Text_Ryotaro Miyazaki