2016年12月に京都・四条烏丸エリアにオープンした焼肉の名店『焼肉 矢澤』のいい意味で焼肉屋らしからぬ建築デザインにフォーカス。言わずと知れた名精肉卸「ヤザワミート」の焼肉店『焼肉 矢澤』は現在、イタリア・ミラノ、アメリカ・ビバリーヒルズ、シンガポール、東京・八重洲を含め全世界に5店舗を展開しており、その中でも一番新しい店舗である京都・四条烏丸店は、京都と東京にオフィスを構える建築家集団「GENETO(ジェネット)」が設計を手がけたデザインに。“京都らしさ”を出したいという要望のもと、理想的なデザインを生み出すためにローカルの建設メソッドや材料にこだわった店舗になっている。
「GENETO」は京都の伝統産業に着目し、ローカルの要素を現代的なレストランスペースに取り入れた。エントランスには西日本の伝統的な外装材である焼杉を使用し、京都らしい小路を設け、店の扉が通りから丸見えにならないようジグザグにデザイン、店内では伝統的な竹製の御簾(みす)を席の区切りに用い、個室のドアには葦戸(よしど)を採用。また、お手洗いの前には手水鉢(ちょうずばち)が設置され、VIPルームの窓からは坪庭を眺めながら食事を楽しむことができる。
言わずもがなお肉の味は一流で、すべて職人が目利きで選んだA5ランクの黒毛和牛のみが提供されるとのこと。是非、京都をご旅行の際は“京都らしさ”満載の『焼肉矢澤』四条烏丸店を訪れてみてはいかがだろうか。まずはフォトロールよりその伝統的な空間デザインを確認してみよう。
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Source: HYPE BEAST