現在、NBAプレーオフでカンファレンスファイナルを戦うKevin Durant(ケビン・デュラント)は、2016-17年シーズンよりゴールデンステート・ウォリアーズに移籍し、Steve Kerr(スティーブ・カー)HQの下で替えのきかない選手としてチームオフェンスを牽引している。
そのKDはオクラホマシティ・サンダーに所属していた2014年のオフシーズンに〈Nike(ナイキ)〉との契約が一旦満了を迎え、〈Nike〉との再契約、または〈Under Armour(アンダー アーマー)〉への移籍、という2つの選択肢が用意されていた。現在は同僚のStephen Curry(ステフィン・カリー)が〈UA〉の看板を背負っているものの、当時〈UA〉は10年で285億円という巨額の契約金に加えて、KDブランドの設立、コミュニティーセンターの名称をDurantの母の名前に変更するなど、超高待遇のオファーを提示。だが、同選手を手放したくない〈Nike〉も金銭面で応戦し、結果として#35はSwooshに残留することとなった。
最終的になぜ、KDは〈UA〉ではなく〈Nike〉を選んだのだろうか。同選手は『ESPN』の中で、その理由を「Under Armourやadidasに加入して、もう一度やり直しをしたくなかったから」と説明。そして、結果的にKDと〈Nike〉は再契約後、新たに3型のシグネチャーモデルをリリースし、現在はバスケットシューズ市場においてLeBron James(レブロン・ジェームズ)とKyrie Irving(カイリー・アービング)に次ぐ第3位の売上を記録している。
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Source: HYPE BEAST