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ウェールズ・ボナーの限定本『Howard Universal』がハワード大学の歴史を紐解く
ウェールズ・ボナーについて
〈WALES BONNER(ウェールズ・ボナー)〉を手がけるグレース・ウェールズ・ボナー(Grace Wales Bonner)が、ワシントンD.C.にある“黒人のハーバード”とも称されたハワード大学の歴史を、卒業生についてやアーカイブ画像をもとに紐解く限定本『Howard Universal』を出版する。
ハワード大学の歴史
ハワード大学は、かつてアフリカ系アメリカ人がアイビーリーグに入学できない時代における、優秀な黒人の受け皿として設立された大学だ。グレース・ウェールズ・ボナーのクリエイティブにおいて、ブラックカルチャーはキーポイントとなる。また、彼女自身が熱心にハワード大学を研究していたことも相まって、この限定本が出版された。
限定本『Howard Universal』の内容
この限定本では、1947年から2011年までの大学のアーカイブ写真や、アンドレ・ウィリアムズ(Andre Williams)がキャンパスで記録した大学の様子、かつて在学していた映画監督のブラッドフォード・ヤング(Bradford Young)とスタイリストのマーカス・ポール(Marcus Paul)が当時大学に提出した作品、作家の故トニ・モリソン(Toni Morrison)の再録などが収録され、内容は多岐にわたる。
配布情報
『Howard Universal』は、ハワード大学のキャンパス、ニューヨークの『ションバーグ黒人文化研究センター』、アトランタの『For Keeps Books』、ロンドンの『スチュアート・ホール図書館』で、無料配布を行う。日本では入手困難なため、上記ギャラリーで、その内容の一部をチェックしてみよう。
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結論
ウェールズ・ボナーの限定本『Howard Universal』は、ハワード大学の貴重な歴史を紐解く貴重な資料となる。
よくある質問
Q: 『Howard Universal』はどこで入手できますか?
A: 『Howard Universal』はハワード大学のキャンパスや指定の書店で無料配布されます。