マスタードによる告白

最新アルバムGNXの中で「Hey Now」のビートを初めて聴いた時、ケンドリック・ラマーは悟空のような感覚に包まれたとマスタードが明かした。

GRAMMY.comとの新しい対談で、マスタードは、ケンドリックが送ってくるビートが彼のラップに全く違うマインドセットをもたらすと述べた。マスタードの言葉によると、「Hey Now」のビートは、ケンドリックにとって世界でも有名で最も強いマンガ/アニメのキャラクターである悟空のような気分にさせたという。

悟空とケンドリック

悟空はドラゴンボールの世界で活躍し、ケンドリックも自身のキャリア全体で同様のことを成し遂げてきた。春にドレイクとのビーフでの結果を考えると、ケンドリックは確かにマスタードがプロデュースした「Not Like Us」のリリースで、悟空のパワーアップの1つである超サイヤ人に変身したことでしょう。この曲は激しいバトルの中で最後の一撃となり、多くの人がその激しい戦いでケンドリックを勝者とみなした。

「Hey Now」のビートを巡るエピソード

マスタードはPeopleとのインタビューで、YG、Quavo、Ty Dolla $ignなど、数多くのラッパーが「Hey Now」のビートを断ったことを明かした。しかし、ケンドリックがそれを手に入れ、自らのものにして「Hey Now」としてリリースした結果、ビルボードHot 100で5位にチャートインした。

“YGには聞かせたんだけど… ‘Grindin”の西海岸バージョンを作ろうとしていたから、あんなにシンプルになったんだよ。変な音ばかりだった。彼はやらなかったんだ。”とDJは語った。”YGの後にはQuavoに聞かせたんだ。『Quavo、これにつながるものがあるなら、本当に言うんだけど』って言ったら、『何をすればいいのか？ビートに囁くの？』って言われて、『いいよ』って言った。無理強いはしなかった。”