マイアミ・マーリンズが契約延長オプションを破棄して以降、今季の所属先が決まっていないFA状態であったプロ野球選手のイチローが、古巣でもあるシアトル・マリナーズと正式契約を交わした。
イチローは2001年に日本プロ野球チームのオリックスからMLBのマリナーズに移籍。メジャー進出当初は「メジャーで成功した日本人野手はいない」と懐疑的な声を集めていたが1年目にして最優秀選手と新人王に輝き、以降毎シーズン200安打以上とオールスター戦選出を10年連続で達成。2012年7月にマリナーズを去ると2014年までニューヨーク・ヤンキースに所属。そして2015年にマイアミ・マーリンズに移り、2016年にはマーリンズで史上30人目となるメジャー通算3,000安打を達成した。
そして、現在44歳のイチローにとって大リーグ1年目となる2001年から2012年7月まで所属した古巣への6シーズンぶりの復帰となる今回のマリナーズ復帰。年俸は75万ドル(約8,000万円)+出来高払いと彼がかつて所属していた全盛期とは大きく異なるが、背番号はもちろん“51”。一問一答の場面ではシアトルに戻ったことについて「このユニホームをもう一度着てプレーしたい気持ちはあったが自分からは表現できなかった。2001年にメジャーリーグでプレーすることが決まった喜びとは全く違う感情が生まれました。とてもハッピーです」とその心境を語った。
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Source: HYPE BEAST