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日本の古き良き建築をモダンに解釈し“日常的な非日常体験”を提供する京都のゲストハウス

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他と一線を画す日本の建築は、その独特さで世界中の人々を魅了してきた。安藤忠雄、隈研吾、坂茂、SANAA(妹島和世&西沢立衛)、槇文彦、伊東豊雄といった偉人たちの経歴を見ると、そこには名だたる建築物が並んでいる。だが、その一方で古都京都の街並みや白川郷など、世界遺産に登録されているような歴史的建築物には、アール・デコやバロックにはない魅力がある。

青山周平と藤井洋子の二人が2014年に北京で立ち上げた「B.L.U.E.建築設計事務所」は、木材の温かみを活かす気鋭のデザインハウスだ。その彼らが日本の古き良き建築を現代的に解釈し、京都にゲストハウスを建設。このゲストハウスにはお世辞にも、海外リゾートのような開放的な空間があるわけではない。だが、青山氏と藤井氏は限られたスペースを巧みに活かし、五条烏丸に構えられた慎ましい空間はそこに泊まる人たちに安らぎを与え、旅の疲れを癒してくれる。ミニマルなエントランスを抜けて建物内へ踏み込んでいくと、木材の濃淡が織りなすコントラストにモダンな印象を感じることだろう。また、1階の部屋には小さな中庭を眺めながら一息つける縁側を用意。都会に住む人や外国からの観光客には、是非この場所で“日常的な非日常”を経験してみてほしい。

「B.L.U.E.建築設計事務所」が手がけた京都のゲストハウスの様子は、上のフォトギャラリーから。また、建築好きの方は、“せとうちに浮かぶ小さな宿”をコンセプトに、海上で“和”のラグジュアリーを提案する高級旅館『ガンツウ』についてもチェックしてみてはいかがだろう。

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Source: HYPE BEAST

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