1904年のアメリカ合衆国・ニューヨークにて、女性労働者が婦人参政権を要求してデモを起こしたことに端を発し、1975年に国連が制定した毎年3月8日の国際女性デー(International Women’s Day)。女性の権利及び国際平和のためのそんな記念日を目前に、〈adidas(アディダス)〉より性別による偏見に一石を投じる新ブランドフィルム“SEE MY CREATIVITY”が公開された。
“SEE MY CREATIVITY(=私のクリエイティビティを見て)”という力強いメッセージが込められたその新ブランドフィルムは「WHAT DO YOU SEE?(=あなたは何を見ているの?)」という問いかけからはじまる。映像内では、野球やラグビー、アイスホッケー、バスケットボールなど様々なスポーツにおける激しいコンタクトやプレーの様子がフィーチャーされており、男性アスリート同士のプレーにも見えるその場面は、全て女性アスリートによるプレーで構成されたもの。最後には、“見てほしいのは女性としてのプレーではなく、それが持つクリエイティビティ”という想いが込められた言葉である「SEE MY CREATIVITY」を女性アスリートたちが放ち、スポーツにおける性別の違いを全てのアスリートに共通する“CREATIVITY”を通して引き剥がすことを呼びかけているのである。まずは、スポーツを含む様々なシーンにおける性別の偏見に問題を提起する〈adidas〉新ブランドフィルムを確認してみよう。
世界的クリエイターたちが一挙集結した〈adidas〉による別ブランドフィルム、“Calling All Creators”もあわせてご確認を。
Source: HYPE BEAST