井野将之率いる〈doublet（ダブレット）〉は今、Travis Scott（トラヴィス・スコット）を筆頭に世界各国の“イケてる”ファッションアイコンがこぞって愛用しており、「LVMH」が主催する若手ファッションクリエーターの育成と支援を目的としたファッションコンテスト「2018 Young Designers Prize」のセミファイナリストにも名を連ねた。そんなノリに乗っている日本生まれのブランドは昨年、デッドストックパッケージTシャツの解説動画として、謎のチャンネル「ステキビジョン」でその難儀な開封方法をドラァグクイーンが解説するという“ハード”な映像を公開。その様変わりなアプローチは2018年春夏も継続路線のようで、井野氏は新たなにラジオ体操にインスパイアされた1分間の映像を制作した。段々と音楽が加速していくムービーでは、〈doublet〉の象徴である刺繍を施したナイロンアイテムをフィーチャー。兎にも角にも、「LVMH」が認めるブランドの中で、否、現存するストリートブランドの中でラジオ体操に着想を得た映像を作るブランドなど〈doublet〉以外に存在しないのではないだろうか。
まさに、ユニークとはこのこと。他とは一線を画す井野氏のクリエイションマインドが垣間見える映像は、上のプレーヤーからご確認を。なお、同ムービーに登場するナイロンアイテムは、3月3日（土）より『Dover Street Market Ginza』を含む一部取り扱い店舗にて発売開始とのこと。
デッドストック商品を再解釈した〈doublet〉の2018年春夏コレクション“UNDEAD-STOCK”のルックブックは、こちらから。
Source: HYPE BEAST
