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劇的な逆転で白星を飾った 76ers 戦においてドウェイン・ウェイドが自ら勝利を義務付けた理由とは

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2月上旬、クリーブランド・キャバリアーズと盟友LeBron James(レブロン・ジェームズ)に別れを告げ、マイアミへと帰還したDwayne Wade(ドウェイン・ウェイド)。絶対的ヒーローの復帰にヒートファンは歓喜し、Wadeの影響で球団のマーチャンダイズの売上は8,000倍も増加したという。

その#3は2月28日(現地時間)に開催された76ers戦でシーズンハイとなる27得点を記録し、チームを逆転勝利に導いた。フラッシュはヒートの最後の17得点中15点を自らで記録。しかし、Wadeにはこの試合に絶対勝たなければいけない理由があったのだ。

先月14日(現地時間)、フロリダ州パークランドのマージョリー・ストーンマン・ダグラス高校で起きた銃乱射事件。同州で最も安全な街で起きたこの悲惨な出来事では、未来ある17人の若者が尊い命を奪われた。犠牲者の一人、Joaquin Oliver(ホアキン・オリビア)はWadeのヒート帰還を誰よりも喜んだ少年で、彼の両親曰くOliverはWadeのユニフォームを着て埋葬されたという。それを聞いたWadeはTwitter上で彼の死を悔やみ、「Joaquin Oliver、君の安らかなご永眠、心よりお祈り申し上げます。そして、僕の帰還とヒートに残されたシーズンを君に捧げるよ」と発言。そして、来たる76ers戦でマイアミの英雄は自らのシューズに彼の名を書き、試合に臨んだのだ。

Wadeは自らでたぐり寄せた劇的勝利の後、Instagramに「Joaquin Oliver、そしてHenry Thomas。今夜、僕の天使になってくれてありがとう」とコメント(Henry ThomasはWadeが父親のように慕っていた彼のエージェントで、先日他界している)。Wadeにとって、76ers戦はこれこそ#ThisIsWhyWePlayだったのである。現在、イースタン・カンファレンスで8位につけているヒートは、このままプレーオフ進出権を獲得することができるだろうか。

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Source: HYPE BEAST

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