『GRIND』&『PERK』を手がける千葉琢也に続く“Essentials”の編集長シリーズ第2弾は、ウェブメディア 『Mastered』の敏腕編集長、三木系大が登場。メンズファッション&カルチャーを中心としたフレッシュなニュースはもちろんのこと、“今日の逸品”や“着倒れ総括”、“Mastered的レコード大賞”など、ファッションの枠だけに止まらないユニークなオリジナルコンテンツで人気を博す同誌について「競合では?」と疑問を抱く方も多いかもしれない。だが、三木氏のPCからちらりと覗く『HYPEBEAST』ステッカーが親和の証であり、『Mastered』は共に異なる角度から日本のファッションシーンを切磋琢磨して盛り上げる良きライバルであり、仲間なのである。
そんな三木編集長は俄然、Windows>Mac。また、取材からイベントまで、ストリートを歩き回るとステッカーをもらうのは日常茶飯事のことで、それらは仕事の一番のパートナーであるThinkPadにボムるが三木氏のキマリだ。一方で、アクセサリーに目を向けて見ると、老舗メゾンのものがずらり。だが、ここにも『Mastered』のブレインのこだわりが凝縮されている。財布、名刺入れなど、レザー小物は安心と信頼の〈PRADA(プラダ)〉。また、サングラスは装飾や変化球などのないクラシック派で、〈CELINE(セリーヌ)〉のものは複数本所有しているという。そして、Editor-in-chiefともなるとナイトクラブから関係各社との食事会まで、様々なシーンに顔を出すのも仕事の一環。普段はTシャツ&デニムといったカジュアルなスタイルが多いようだが、スカーフはサラッと上品なエッセンスを足すのに重宝する。その愛用品として〈HERMÈS(エルメス)〉と〈TAKAHIROMIYASHITATheSoloist.(タカヒロミヤシタ ザ ソロイスト.)〉を並べるバランス感覚が目の肥えた業界人らしく、嫉妬してしまうほど憎い点だ。
また、ラインアップの中でも一際異彩を放つ右下の時計。これは数々の著名ラッパーに多大な影響を及ぼした音ゲー屈指の名作『パラッパラッパー』シリーズに登場する羊のギタリスト、ウンジャマ・ラミーの目覚まし時計だ。三木氏も例外ではなく、『パラッパラッパー』で音楽的感性を養ったようだが、中学の頃から愛用している理由を尋ねてみると「とにかくうるさいのがいい(笑)」と不規則な早朝出社を余儀されることも珍しくない、編集者らしい答えが。
その他にも元〈HECTIC(ヘクティク)〉のデザイナー、Akeem the Dreamにデザインを依頼した『Mastered』の関係者用ローンチ記念Tシャツや、三木氏のこよなく愛する街・錦糸町の文字入りライター、嗅いだ女を虜にする英国王室御用達のトータルグルーミングブランド〈Penhaligon’s(ペンハリガン)〉の香水、 〈UNDERCOVER(アンダーカバー)〉のハット、小説(リチャード・バック著 『かもめのジョナサン』、原田マハ著 『楽園のカンヴァス』 )など、エディターらしい幅を感じさせるアイテムを多数紹介してくれた。カルチャーを支えながら、古き良き編集者像を取り戻すプライベート活動にも精を出す『Mastered』編集長の必需品は、上のフォトギャラリーからご確認を。
業界人のマストハブを紹介する“Essentials”のアーカイブ記事は、こちらから。
Click here to view full gallery at HYPEBEAST.JP
Source: HYPE BEAST