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KOHEI:モデルから俳優への挑戦
188cmの長身に、彫りの深いエキゾチックな顔立ち。2016年にモデルとしてデビューしたKOHEIは、少年時代の海外生活で得た流暢な英語も活かし、国内外のコレクションシーンですぐに頭角を現した。2018年秋冬のメンズファッションウィークでは、ショー出演ランキング世界1位となり、瞬く間に世界のトップモデルへと上り詰めたのである。そんなKOHEIにとって、モデルとしての円熟期はまだ早かった気もするが、現在は俳優への道を本気で歩んでいる。その決意の裏にあるものとは?
Hypebeast:いつ、モデルから俳優(役者)に転身されたのでしょうか?
いまの事務所と知り合ったのが2年半前。そこから役者を志す覚悟が本当にあるのか、心の整理をして、ちょうど2年前の25歳のときに役者の道をスタートさせました。19歳ぐらいからずっとモデルをやってきて、自分の中ではやり尽くしたというか、違う世界も見てみたいという欲が湧いてきました。そんなときに(事務所との)いい出合いがあって、今このタイミングかなと。昔から映画をみるのが好きだったし、映画に出られるチャンスがあるなら出たいという思いもありました。役者の世界が厳しいというのは十分わかっていますけど、トライさせてもらえるならやろう、やって後悔しようっていう、本当にそういう気持ちです。
モデルの経験を俳優として、どう生かしたいですか?
モデルも役者も、みてくれている人の心を揺らすのが大前提ですが、モデルのように服を見せるための細かい演技が、役者の世界と通ずるところはあると思います。あとは、海外でずっと活動してきて、フツウはなかなかできない経験をさせてもらっているので、それを生かせるチャンスが来ればうれしいですね。
マインドやライフスタイルは変わりましたか?
物事を深く捉えるようになりました。人を観察して、外見だけじゃなく、その人が今どんな感情なのかとか、外に出てその空気を肌で感じるとか。例えば以前までは、きれいな景色に遭遇したらiPhoneで写真を撮っていたけど、今は忘れないよう心に留めておく。そういう心に焼き付ける作業をしながら五感を働かせることを意識しています。
トレーニングには具体的にどんなものがあるんですか?
ワークショップの課題だったりオーディションの台本だったりを、自分で動画に撮りながら練習することが多いですね。これまでは自分を客観視することが無かったから、いざ自分自身を見てみると、ここのセリフの言い方が気持ち悪いなとか、癖とかもよくわかります。あとはたくさん本を読んで、想像力を掻き立てることとか。例えば、ペットボトルの水を飲むシーンで、普段自分が飲むときと、すごく喉が乾いている工事現場の人が飲むときではキャップの開け方も飲み方も全然違う。いろんな状況を自分の中で想像しながらストーリーを展開しなきゃいけない。知識も必要だし、あとはやっぱり圧倒的な経験。自分でやってみないとわからないこともたくさんあるし、そのためにもいろんなものを見たり、触れたりすることが大事だと思います。
目標を教えてください。
演技力を磨いて、まず役者として確立しないといけない。向上させないといけないことはたくさんあります。そういうことにしっかり向き合いながら、素敵な作品に出させていただければと思っています.
KOHEI
1997年、宮城県石巻市生まれ。小学3年〜中学1年生までオーストリア・ウィーンで育ち、2016年にモデルデビュー。2022年から俳優の道へ。
結論
KOHEIはモデルから俳優への転身を果敢に追求しています。その経験と決意が彼の新たな挑戦を支えています。
よくある質問
Q: KOHEIの将来の展望は?
A: KOHEIは演技力を磨き、確たる役者としての地位を築いていくことを目指しています。