過去に“世界が尊敬する日本人100人”にも選出された佐藤オオキが率いるデザインオフィス「nendo(ネンド)」が中国のライフスタイルブランド〈Zens(ゼンズ)〉とチームアップし、家具やホームウェアアクセサリーのコレクションを制作した。今回は、“Picto”(漢字のような家具)、“Chirp”(小鳥のような花器)、“Stone”(「石ころ」をのせた食器)の3セクションに分類し、豊富なラインアップを展開する。
“Picto”は漢字に着想を得た、サイドテーブル、スツール、シェルフ、コンテナの4種からなる家具コレクション。“氵”は水に関するもの、“艹”は植物に関するもののように文字の意味を表す漢字の部首に倣い、4種類の家具の台座に三角形を用いることでそれぞれに統一感を持たせたコレクションになっている。その統一感のおかげで複数を並列しても違和感がなく、複数の意味合いが集まり漢字を形成するのと似た表現に。
一方“Chirp”は、小鳥をモチーフにした一輪挿しや小物入れを木や電線に見立てたスタンドに乗せることで、鳥が羽を休める様子を表現したという。最後に“Stone”は中国茶セット、コーヒーセット、プレートの3種類を用意。中国茶のポットはフタに丸みを持たせ、石ころが乗っているような器になっており、コーヒーセットは石ころを積み上げるように使え、石ころ型のドリッパーをフタとして利用することも可能だ。また、形のバリエーションに富んだプレートは中央部に石ころが沈んだようなデザインになっているという。フォトロールをスクロールし、ご自身の目でその秀逸なデザインを確認してみてほしい。気になる方は、「nendo」の公式ウェブサイトから詳細をチェックしよう。
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Source: HYPE BEAST