1月末にパリファッションウィークに復帰し最新コレクションをお披露目した〈Vetements(ヴェトモン)〉のヘッドデザイナーであり、『伊勢丹 新宿店』のメンズ館でポップアップを開催中の〈Balenciaga(バレンシアガ)〉のアーティスティック・ディレクターを務めるDemna Gvasalia(デムナ・ヴァザリア)。そんな多忙を極める天才デザイナーが先日『The Guardian』のインタビューに応え、仕事やファッション、彼の持つ哲学などを語った。下記の和訳(一部抜粋)より、常に新しい表現方法やスタイルを提案するDemnaのマインドを垣間見てみてほしい。
ー “エレガンス”について
エレガンスは関係ないと思いますね。
ー 〈Vetements〉がターゲットにしている人について
Vetementsはストリートなのです。ストリートではエレガンスは求められていないでしょう。
ー Vetementsがブランドとして考えること
我々は他とはやり方を変えている、と思います。だけど同時に同じなのです。Vetementsのフーディであっても、クチュールドレスだとしても、それでもなお結局は着る人によるものです。これを着て嬉しい、こう見えることでハッピーだと思えるかだと思います。
ー Demnaのファッションに対する考え
私の観点で他の人と違うところは実用主義というところでしょう。ファッションの世界は本当の世界とは異なっていて、私の美学はハイパーリアリズムのようなものです。夢の中で生きるようなことには興味はないです。死ぬほど退屈になってしまうと思います。
ー リスクを取ることについて
リスクを取ることは子供のときに慣れてしまったもので、VetementsのDNAにあるものです。ファッションの世界では、生き残るためにリスクを取る必要があります。
全文が気になる方は、こちらよりどうぞ。現在開催中の〈Balenciaga〉のポップアップショップについても改めて確認しておこう。
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Source: HYPE BEAST