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“ノー・ウェイヴ”のパイオニア、ジェームス・チャンスが死去

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1970年代後半、米ニューヨークの“ノー・ウェイヴ(NO WAVE)”シーンから頭角を現し、“パンク・ファンク”と称されるジャンルを体現したシンガー/サックス奏者/作曲家 ジェームス・チャンス(James Chance)が、ニューヨークのテレンス・カーディナル・クック・ヘルス・ケア・センターで死去したと報じられた。死因は明らかにされてないものの、彼の健康状態は数年前から悪化していたという。彼の最後のライブパフォーマンスは、2019年3月にオランダのユトレヒトで行われた。ジェームス・チャンスことジェームス・アラン・ジークフリート(James Alan Siegfried)は、1953年4月20日にウィスコンシン州ミルウォーキーで誕生。カトリック系の小学校で修道女の指導のもとピアノを始め、18歳でアルトサックスを始める。ミシガン州立大学とミルウォーキーのウィスコンシン音楽院に通ったものの、学位は取得していないという。この間、ジャズ志向のジェイムズ・ジークフリード・クインテット(James Siegfried Quintet)と、ストゥージズの影響を受けたデス(Death)という2つのバンド…

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