〈Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)〉のメンズ部門でアーティスティック・ディレクターを務めるKim Jones(キム・ジョーンズ)の去就が決定し、例年よりも今回のパリファッションウィークに業界内の視線が集まるなか、我ら『HYPEBEAST』チームがVirgil Abloh(ヴァージル・アブロー)手がける〈Off-White™️(オフホワイト)〉2018年秋冬コレクションのバックステージに潜入した。
会場となったパリの『Pompidou Centre(ポンピドゥー・センター)』には、ラッパーのFuture(フューチャー)やR&BシンガーのMiguel(ミゲル)、音楽プロデューサーのMetro Boomin(メトロ・ブーミン)、ミラノでコレクションを発表したデザイナーのMarcelo Burlon(マルセロ・ブロン)、そして日本が誇る現代アーティストの村上隆など、現代のファッションシーンに欠かせない著名人たちを含めた総勢700人もの業界関係者が訪れた。Virgil曰く、「若々しい世代のためにこのアイデアを分析した」という最新コレクション“Business Casual”には、〈Nike(ナイキ)〉とのコラボプロジェクト“The Ten”の続編として噂されていたAir Jordan 1や〈Timberland(ティンバーランド)〉との新色6-Inch Boots、Beastie Boys(ビースティ・ボーイズ)のレタリングを落とし込んだアイテムなど、ジャンルの垣根を超えた新感覚のスタイリングを体現したルックが多く登場し、サウンドトラックには彼が敬愛するWeezer(ウィーザー)の“Only in Dreams”やTyler,The Creator(タイラー・ザ・クリエイター)の“See You Again”が採用されていた。最後に、「2017年は世界が終わりに近づいているという感覚だった。このブランドのアイデア源は若者にあり、僕は80年代の申し子なんだ。それに僕はBeastie Boysと同じくアウトサイダー。それが僕のやっていることで、とても楽観的だよ」と語り、パリでのランウェイ成功の余韻に包まれていた。
Virgilが著名人たちと談笑する姿やショーの舞台裏は、上のフォトロールからご確認を。また、同コレクションのランウェイルックもあわせてチェック。
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Source: HYPE BEAST