約1年前、自社のドローン“Karma”の再販計画を発表していた「GoPro」だが、この度同社はドローン市場からの完全撤退をアナウンスした。強豪の多いドローンビジネスでは、今後の成長が見込めないとの見解の結果だが、“Karma”の現在の利用者へのカスタマーサポートは今後も続けていくという。
「GoPro」社は同時に、2016年以来の第4期の人員削減を発表。2014年の株式公開以来最悪のホリデーシーズンの売り上げを記録してしまったという2017年は、第4期の収益が3億4000万ドル(約384億円)で、前年の同時期と比べても大きな落ち込みだったようだ。
さらに人員削減やドローン市場撤退を含む大幅な構造改革を図ってゆく「GoPro」は、商品の売り上げを伸ばすべく、同社のイチ押しカメラ“Hero6 Black”のおよそ100ドル(約11,000円)の値下げもアナウンス。日本での販売価格も見直されているので、気になる皆さんは日本のオフィシャルサイトをチェックしよう。 CEOであるNicholas Woodman(ニコラス・ウッドマン)は、「2018年はビジネスの大きな転換期である」と述べ、大規模な組織や企業との新たな取り組みにも意欲的との姿勢を示している。「GoPro」製品の購入を検討している皆さんは、今後の価格の変動や同社の新たな動きに注目しよう。
昨年発表された“HERO6 Black”と全天球カメラ“FUSION”についてはこちらからチェック。
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Source: HYPE BEAST