HYPE BEAST
“世界で最も知名度の高い音楽賞”と称されるグラミー賞を主催する「レコーディング・アカデミー(Recording Academy)」のCEOを務めるハーヴェイ・メイソン・ジュニア(Harvey Mason Jr.)が、ドレイク(Drake)とザ・ウィークエンド(The Weeknd)を模倣したAI(人工知能)生成の楽曲 “Heart on My Sleeve”は受賞対象外であると発表し、以前の見解を覆したことで物議を醸している。今年初頭、二人の声を模倣したAI(人工知能)生成の楽曲 “Heart on My Sleeve”が、ゴーストライターと名乗る匿名アーティストによって発表された。この曲は公開直後からSNS上で大きな話題となり、『TikTok』や『YouTube』『Spotify』などで何百万回も再生されることに。しかし、同楽曲はレコード会社によってすぐに削除されたため、人気は一時的なものに留まった。その後、両アーティストの所属する「Universal Music Group(ユニバーサル・ミュージック・グループ)」は、該当の楽曲は知的財産権の侵害にあたるとして提携関係にあるストリー…