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〈Ralph Lauren(ラルフローレン)〉が、ブランドの価値を高めるべく、自社製品の値上げを継続すると発表した。2018年以降、自社製品の平均価格を約80%値上げしたとしている〈Ralph Lauren〉。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)禍前の水準と比較して粗利益も上昇しているとしつつも、前四半期の粗利益率は61.7%で、「カプリ・ホールディングス(Capri Holdings)」や〈COACH(コーチ)〉の親会社である「タペストリー(Tapestry)」などの競合企業よりも低かった。そのため、平均価格の値上げを継続させるようだ。〈Ralph Lauren〉のCEOであるパトリス・ルーヴェ(Patrice Louvet)は、『Bloomberg』によるインタビューにおいて、同社の価格設定方針に関して「商品力を向上させ、ストーリー性を高め、環境を改善することがうまくできさえすれば、限界はないと考えている」と主張。「この一貫した向上をもたらすことができるようにすることが、我々に課された責任だ。そうすればAUR(商品1点当たりの平均単価)の継続的な伸びを支えることができるだろ…