HYPE BEAST
6月7日にミラノで発表されたばかり。“大きくないのに大きな魅力”を備えた〈VOLVO(ボルボ)〉のEX30が、1日だけ『Volvo Studio Tokyo』に上陸した。名だたる自動車メディアやモータージャーナリストに並んで、『Hypebeast』編集部も(15分だけであるが)このEX30と対面できた。実際にこのピュアエレクトリックビークルを目の前にすると、とてもとてもスタイリッシュな印象。初代の(アウディ)TTや、初代の(ランドローバー・レンジローバー)イヴォークの登場時に受けた衝撃に近いものがある。それほどにデザインコンシャスだ。フロントグリルはEVゆえに開口しておらず、右上から左下に刀で斬られたようなデザイン。ヘッドライトは〈VOLVO〉車の特徴であるトールハンマーヘッドライト。北欧神話に登場する最強の雷神トールが持っている鎚がモチーフの、このヘッドライトがブロック状のLEDでデザインされ、EX30の瞳のようにキリッと存在。そしてそのさまは、実にフューチャリスティックだ。ボディはコンパクトではあるものの、大きなホイールとロングホイールベース、前後揃ったオーバーハングでプロポーショ…