日本でも毎年恒例の“今年の漢字”が京都・清水寺で公開されるなど、様々なジャンルにおいて2017年を振り返るまとめやランキングが発表される年の瀬シーズンに突入したが、今回辞書で有名なアメリカの出版社「Merriam-Webster(メリアム・ウェブスター)」が、2017年において最も検索された一語は“feminism(フェミニズム)”であると発表した。
1841年にアメリカの辞書編集者/教育者Noah Webster(ノア・ウェブスター)が初めて“feminism”という言葉を辞書に登場させた当時は単に“女性の特性”を意味していた言葉であったが、時代の流れと共に言葉の意味も変容し、現在の『メリアム・ウェブスター辞典』では、“性別間の政治的、経済的、社会的、平等の理論”、“女性の権利や利益向上のための組織的運動”と定義づけられている。トランプ大統領就任の翌日1月21日(現地時間)に行われた女性の権利を求めるデモ「Women’s March(ウィメンズ マーチ)」や、5月末に開催された女性のスーパーヒーローが主人公の映画『Wonder Woman(ワンダーウーマン)』のワールドプレミアといった世界的なイベントをきっかけに、このワードは検索率が70%も上昇しホットなワードとなったようだ。
また、feminismに次いで、complicit(共謀の)、recuse(忌避する)、empathy(感情移入)、dotard(老いぼれ)、syzygy(地球、惑星、太陽が一直線に並ぶ朔望)といった言葉が『メリアム・ウェブスター辞典』で今年数多く検索された言葉であったとのこと。
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Source: HYPE BEAST